「手打ち中華そば 酒田」について。

2018年9月15日、「手打ち中華そば 酒田 京町店」（小田栄）オープン。山形「ケンちゃんラーメン」インスパイア。平間の蕾(魚魂→豚魂→麦魂→)の系列店。

2018年12月1日、「手打ち中華そば 酒田 平間店」（平間）オープン、「蕾」がリニューアル（後に閉店）

2023年3月1日、「手打ち中華そば 酒田 河原町店」（矢向）オープン。

「京町店」は食べログ百名店2024に認定。そしてこの度「手打ち中華そば 酒田」3号店オープン。「京町店」「河原町店」どちらも駅からかなり遠いですが、「鹿島田店」は駅至近で至便。

ちなみに都内の「ケンちゃんラーメン」インスパイアは、竹ノ塚「煮干し中華そば 山形屋」、「神保町 可以」等。「舎鈴」もそうかも。

店の場所は鹿島田駅西口徒歩約2分、新川崎駅徒歩約5分。美門の跡地。鹿島田駅近くのエリアに、シュールな案山子達が展示されていました。

到着時店内満席中待ち待ち3、外待ち1に接続。外待ちがある場合は、先に食券買わずにそのまま列へ。中待ちに昇格した時点で食券買って、中待ち席（3席）で待機の流れ。

主なメニューは
しょうゆ中華そば900円
塩中華そば900円
みそラーメン900円
まぜそば850円
ミニ-100円
中+100円
大+200円
和え玉300円、他。

訪店時「みそ」は準備中。「身入り」ロールは食券提出時。

麺量は
ミニ150g
並200g
中300g
大450g。

店内は山形酒田の方言集や酒田娘のイラストなどが展示されていて、郷土色豊か。

席はコロナ禍のように1席ずつアクリル板で仕切られていて、厨房を囲むL字型カウンター8席（5・3）。後客6で途切れない外待ち。

厨房には店主さん（店長さん？）と女性の2オペ体制。1ロット3杯ずつの進行。カウンター下に箱テッシュ。

BGMはテレビ放送、フジテレビ「なりゆき旅街道」なうオンエア。箸は割り箸。カウンター上の調味料は煮干酢、和え玉用かえし、一味、ブラックペッパー、七味。

そして待つことしばし、「ミニしょうゆ中華そば（身入り）」完成で～す♪

重心の低いどっしりとした安定感のある玉丼で着丼。

具はチャーシュー、めんま、小口切りねぎ、海苔、身入りの背脂。本家「ケンちゃんラーメン」の「身入り」は腹脂ですが、こちらは背脂。

煮干しの鱗（銀鱗）が光るスープは、さらさらの清湯醤油味。煮干しが柔らかくじんわり効いた、あっさりとしながら動物性の旨みもしっかりと感じられる、素朴で安定感のあるどっしりとした味わい。背脂のコクと甘味がスープを底上げして出汁に厚みをプラス。身入りの脂は全然違いますが、具やスープ、麺にどことなくケンちゃんっぽさが感じられてとても美味しい！

自家製の麺は平打ちで強い縮れのついたタイプ。ゴワッとした力強い麺で、それ自体単体で旨い麺。ミニだとあっという間で、並以上推奨。

おいしく完食！「塩」も気になります。ごちそうさまでした！

手打ち中華そば 酒田 鹿島田店 (332/’25)