「中華そば 鴨福」について。
2017年2月16日、八王子市新町に「麺処 鴨と軍鶏」としてオープン。
2018年1月9日「鴨だしらーめん 鴨福」へリニューアル。
2021年11月8日、立川へ移転。「和風bar 星降る街角」のランチタイムに間借り営業。
2022年6月2日、鴨らーめんの継続が困難となり「らーめん アンズノ木」へリニューアル。
2022年7月15日、「らーめん アンズノ木」として八王子へ凱旋移転オープン。「soup&smile LABO」（「鴨中華そば楓」隣、「あるクロ」店舗）にて間借り営業。
2024年5月15日、八王子市小門町にて、「中華そば 鴨福」として復活移転リニューアルオープン。間借りから卒業して久々の路面店に。2024-25のTRYでは、新店扱いではなく名店部門の対象に。
そしてこの度2号店「中華そば 炎」オープン。オープンに先立ちクラウドファンディングを実施（2025/8/13～8/31）。惜しくも目標金額票達成ならずでしたが無事開業。

店の場所は、京王八王子駅徒歩約8分、JR八王子駅北口徒歩約12分。北大通り沿い。万豚記→富士ノ山食堂→貝出汁ラーメン 僕達はここにいる。と入れ替わった跡地。「鴨福」とは同じ八王子駅・京王八王子駅の北側ですが、約2㎞の距離があります。

ちょっと早めの到着で一番海苔～w 店頭開店祝花はメヂカそば吟魚から。

店頭の幟は、立川「アンズノ木」時代からのもの。

列び方は、店舗入口から店舗壁面に沿って複数ある出入口を開けて一列に列を作る方式。

数名後ろにzubattoさん、毎度～w ちょっと下がって濃ディープなラーメンを談義いろいろとw

定刻ちょい過ぎに女将さんが出て来て注意事項をいろいろ説明。初日2日目は特製トッピング別皿提供でしたが、別皿を廃止したこと。連食可能ですが、2杯目の提供タイミングはオペレーション都合によるお任せとなること、等々。

案内がありまず店頭券売機で食券購入です。

メニューは
特製中華そば 醤油・塩1600円
中華そば 醤油・塩1200円
とろ肉丼350円
ローストビーフ丼350円
白米200円。

オープン当初あった「イベリコ豚丼・豚バラ丼」はいったんメニュー落ちした様です。

店内は厨房前に真っ直ぐなカウンター12席。席が空いていてもすぐに案内せず、調理の進行に合わせて3名ずつゆっくり通す進行。４・5番席辺りが、店主さんが調理する真正面のセンターアリーナシート。下がったおかげで砂被り席にw

店内奥の開店祝花・胡蝶蘭は、麺庭つむぎ、八王子ラーメンを食べ歩く会、他から。

後客多数、退店時26名程の外待ち。厨房に店主さん、ほぼ一人で調理。ホールに女将さんと女性スタッフ、3オペ体制。

BGMは和楽器の調べ、うれしいひなまつりがかかってました♪箸は割り箸。卓上調味料は無し。店主さんの所作に見とれて釘付けとなり、目の前の卓上の様子を撮り忘れ😓

そして待つことしばし「中華そば 塩」完成で～す♪

淡い青と白の上品な模様の多用丼がガラスの受皿に載って着丼。ってか丼サイド撮り忘れ😭

具は、イベリコ豚バラ煮豚、桜姫鶏胸肉、アーモンドポークのチャーシュー3種、穂先めんま、カイワレ、きざみねぎ・アーリーレッド。特製は鴨（マグレカナール）のチャーシューとイベリコ豚のワンタン、玉子焼き等のトッピングが載る豪華仕様。鴨福・炎どちらもチャーシューが全部激旨！

スープはさらさらの無化調清湯醤油味。天然羅臼・伊吹いりこ等は「鴨福」と共通。動物性は「鴨福」と全く変えて、イベリコ豚・松坂豚・川俣しゃものベースに、大漁の国産手羽先・バラ先軟骨。香味油はイベリコ豚の脂。塩だと素材の旨みがダイレクトに感じられますが、魚介はほんのり香る程度で動物魚介の昂然一体となったえも言われる陶然とさせられる深いうま味の奔流に飲み込まれて、一杯の世界に引きずり込まれてしまいます。「鴨福」も衝撃的でしたが、こちらはさらにパワーアップ。うま味のスケールがとてつもなく大きくすごく美味しい！

麺は自家製の平打ち中太縮れタイプ。もっちもち食感で、啜るというより麺を噛んで味わって食べる感覚。麺もまた激旨！

zubattoさんの「中華そば 醤油」

器は塩と変えて、サイドがホワイトとパステルブルーにふくろうが刻まれたもの。

トッピングは醤油・塩で共通。スープの印象が当然ですが醤油・塩でまったく異なり、醤油は醤油ダレの風味・香り・キレ・コク・うま味が前面に出た、これまたほれぼれとする味わい。醤油・塩どちらもハイレベルですが、個人的好みは僅差で塩。

おいしく完食！「鴨福」の塩が未食なのでそちらも食べに行かねば。ごちそうさまでした！

中華そば 炎　(315/’25)