2025年3月1日、仙川の新店「ラーメン専門店 なんぞ」へ。
2025年2月24日オープン。「地雷源」の系譜を継ぐ、「肉煮干し中華そば さいころ」、「Tombo」出身店主さんのお店。
店の場所は仙川駅南口徒歩約12分。小田急バス若葉町二丁目バス停近く。狛江に移転した銘店「しば田」跡地。
「しば田」店主は柴田さん、「なんぞ」店主は芝田さん、店舗は「しば田」跡地ですが、二店に関連はない様です。
30分前到着でシャッター待ち先客4に接続。外待ち席は3席、このときは4人座ってらして立ち待ちの先頭に。
列び方は入口向かって右椅子に3人まで、入口左側に列を作る方式。
定刻にオープン。開店時17名の待ち。入店するとまず高額紙幣・新紙幣対応タッチパネル式券売機で食券購入です。
主なメニューは、
醤油旨味ソバ1000円
旨塩ソバ1000円
炊き込みご飯250円、他。
「ソバ」表記が地雷原の遺伝子を感じさせます。
店内は厨房前に真っ直ぐなカウンター6席。カウンター下ににも湯フックあり。厨房に店主さんワンオペ体制。
BGMはポップス。箸は割り箸。卓上調味料は無し。
そして待つことしばし、「醤油旨味ソバ」完成で~す♪
紅い花の柄が華やかな反高台丼で着丼。
具はチャーシュー、メンマ、有明産海苔、きざみ青ねぎ、揚げねぎ。
スープはさらさらの無化調清湯醤油味。動物魚介でコク深く味わい深い旨みほとばしる沁み渡る極上の出汁感。終盤は思わず丼をもち上げて飲み干したくなる、それほど惹きが強くてすごく美味しい!
麺は三河屋製麺製のストレート中細タイプ。1ロット2杯、テボを使わず大鍋でゆでてゆで時間はタイマー不使用、平ざるで麺上げ湯切り。麺を丼に入れた後の整麺で綺麗に麺を揃えています。ゆできったなめらかな柔らかい食感。修行先に負けず劣らずのレベルの高さで実に旨いです。
同行のしらけんさんの「旨塩ソバ」。
醤油が赤で塩が青を基調とした柄の器で着丼。
具はチャーシュー、メンマ、豆苗、白髪ねぎ、揚げねぎ。
スープはさらさらの無化調清湯塩味。ベースのスープは醤油・塩共通、タレと香味油で別々の味に。都度小鍋で沸かしたスープを丼に張ってから麺をゆで始めるオペレーションですが、スープがぬるいとかはまったく感じられません。塩は薄味で正直物足りなく感じますが、数口毎にコクと旨みが増して物足りなさがすぐ消散する不思議な構成。出汁自体のうま味が広がって塩も素晴らしい味わい。
麺は醤油と共通。麺のクオリティも間違いありません。
おいしく完食!6席、丁寧なワンオペで時間はかかりますが、待つ価値はあるレべチな一杯です。ごちそうさまでした!
ラーメン専門店 なんぞ (67/’25)