2025年1月22日、馬喰町の新店「GEN-STYLE」へ。
2025年1月18日オープン。伝説のラーメン職人田中玄さん久々再始動のお店。
レジェンドラーメンプロフェッサー田中玄さんについて。
1993年秋葉原の路地裏にて、4.5坪の小さな店「ラーメン工房 めんめん」創業(後に「ラーメン創房 玄」に変更)。当時としては画期的な無化調のラーメンで、お店は一躍行列の絶えない人気店に。一時期多店舗展開するも紆余曲折を経て、現存するラーメン店「玄」は、すべて玄さんとは無関係に。
2008年4月4日 ラーメン創房 無限庵@神田、以降玄さんが関わったお店の一部(日付はプレ/オープン日)
2008年8月8日 ラーメン創房 一茎草@三ノ輪(現トイ・ボックスのテナント)
2009年7月頃 あら田@日比谷(一茎草の移転リニューアル)
2009年8月2日 玄流宗家 道玄@高田馬場
2010年2月3日 麺創房 玄@五反田
2010年4月10日 自然創房 玄@つくば
2011年4月5日 GEN Natural Kitchen@豊洲
2011年1月6日 Natural Style Noodle 玄菜院 〜風土〜@石神井公園
2012年1月11日 玄 NOMAD@御徒町
2013年4月3日 らーめん処 玄庵@西大島
2014年5月28日 ラーメン創房 玄光@高田馬場
2015年4月23日 ラーメン とうがらし(美味創房 暖流)@新小岩
2018年11月4日 美味創房 玄@三ノ輪
ラーメンとは無関係ですが、2020年9月21日、田中玄さん(当時63歳)が運転する車が交通事故を起こし事件に。テレビでも放送されたので、覚えている方も多いのでは。あれから4年、復活されたということは、少なくとも刑事では禊を果たしたと思います。
店の場所は馬喰町駅4番出口徒歩約4分。靖国通り沿い。一ッ橋高校前歩道橋の前。「スモールフードコート東神田」2F。
いわゆるレンタルキッチンの集合施設。1Fに2店舗、2Fに4店舗ありますが、2Fの「東神田とろ肉カレー」は、2024神田カレーグランプリにて準グランプリを受賞した名店。
メニューは
VEGAN RAMEN 玄菜麺 800円
地鶏白湯ラーメン800円
VEGAN 担々麺 1000円
フードコートですが共用の給水機は無く、水は各店から出してもらう方式。
着席カウンターは無くテーブル席のみ。1F・2F合わせて全22席。2F「立ち呑み アンソレイユ」は店舗前のスタンディングカウンターを利用。それ以外の店舗はどの席を利用しても良いそうです。2F 「東神田とろ肉カレー」側の半分の席には、とろ肉カレーのメニューが置いてありますが、ラーメンでの利用も可能。
17:15頃到着で先客なし、後客なし。厨房には玄さんワンオペ体制。やはりお年を召されましたが元気そう(人のことは言えない)。
BGMは「立ち呑み アンソレイユ」のラジオ放送が、2Fの実質館内BGM。箸は割り箸。卓上調味料は無し。
玄菜麺は何度も食べてるので、別メニューに。光沢のある黒い玉丼で着丼。
具はほろほろチャーシュー3枚、柔らかい細めんま4本、青菜、白髪ねぎ、揚げねぎ、糸唐辛子。VEGANではありませんが、野菜たっぷりでヘルシー。
スープは粘度のないさらりとした鶏白湯塩味。ですが、見た目も味もほぼ醤油味。食材に土佐高知のはちきん地鶏を使用。ポスターには、「幻の玄流塩ラーメン復刻!!」「2002年度東京ウォーカー誌人気ベストテン塩ラーメン部門NO1受賞」とあります。在りし日の懐かしい一杯。無化調ながら自然な旨みにあふれた優しい味わい。揚げねぎがいいアクセントに。伝説の一杯を味わえる感慨もあって、とても美味しい!
麺は中太で緩やかにウェーブの付いたタイプ。もちっとムチっとコシのある食感。
おいしく完食!新天地で永く定着しますように。ごちそうさまでした!
GEN-STYLE (25/'25)