2024年9月11日、不動前の新店「麺屋まこと」へ。
2024年9月2日オープン。「焼鳥一（まこと）」で2024年6月5日よりランチタイムにラーメンを提供する二毛作営業を開始。店主さんは長野出身で、地元「おおぼし」で修行経験あり。9月2日より正式に屋号を変えて、焼鳥店のランチ営業ではなく昼は本格的なラーメン店としてスタート。「中華蕎麦 左とう」→「麺屋ちさと 五反田店」の後こちらへ。
店の場所は不動前駅徒歩約2分。「麺や ほころび」、「奈つやの中華そば」、「麺屋 隼真」、「のど黒らぁ麺 永屋」が間借りしていたビルの右の通りを進んだ先右手。店舗は地下で寒暖を降りて地階へ。
券売機は無くメニューを見て注文、食後席にて後会計制。麺メニューは、シャモの醤油中華蕎麦、シャモの塩中華蕎麦、ネギと胡椒の王様中華蕎麦、シャモの醤油白湯、シャモの塩白湯の5種類、各1000円、特製+450円。
記事執筆時にざっと調べた感じでは、どのメニューも人気ですが、特に王様中華蕎麦の評判がいいみたいです。
店内は厨房を囲むL字型カウンター12席（8・4）。13:00頃到着で先客7、後客3。厨房に店主さん、ワンオペ体制。
BGMはラジオ放送。箸は割り箸。卓上調味料は無し。箸置きが夜の焼鳥店のものと思いますが、シンプル&和モダンいいですね。
そして待つことしばし「シャモの醤油中華蕎麦」完成で～す♪
長野「おおぼし」系列の別ブランド「朧月夜」（閉店）のロゴ入り反高台丼で着丼。器は譲り受けたものとか。
具はチャーシュー、なると、味玉半個、きざみ青ねぎ、海苔。
スープはさらさらの清湯醤油味。出汁は信州黄金シャモ100%、鶏油も信州黄金シャモ100%という焼鳥店ならではの贅沢でリッチな食材。他店で同様の仕立てだと1500円～2000円超えの値付けになるとか。徳にラーメンに関しては、高級食材を使えば旨くなるとかそんなことはありませんが、鶏の扱いに精通した店主さんの一献はやはり凄みがあります。鶏水のまたおまに留まらない明暗くっきり深掘りのある重厚な味わいでとても美味しい！
麺は菅野製麺所製の平打ち中太縮れタイプ。王様中華と白湯が細縮れ麺、塩中華が細ストレートで、なんと5種類の麺で3種の麺を使い分けるこだわりよう。縮れが食感に寄与するぷりっとしてもちっとした楽しい感覚。このスープと麺の取り合わせが意外なほど良く合っていて旨いです。
おいしく完食！平日昼のみとのことで再訪は難しいですが、機会があれば王様狙いで。ごちそうさまでした！
麺屋まこと (287/'24)
