2024年8月3日ラー博の新店「博多文福」へ。
2024年8月1日オープン。新横浜ラーメン博物館30周年記念の一環として開催した「佐野実メモリアル ラーメン登龍門2024」優勝店。
第1回「ラーメン登竜門」は1999年開催。優勝店はラー博に6か月出店。優勝は伊豆「あまからや」、同点準優勝は宇都宮「どる屋」と、札幌「縁や」。
「佐野実メモリアル ラーメン登龍門2024」は2024年2月より開催。約25年ぶりですが、前回は「ラーメン登竜門」、今回は「ラーメン登龍門」で、「竜」が「龍」に進化。「国産小麦の風味と旨味を生かした味噌ラーメン」がテーマ。6月2日最終選考会に残ったのは、前回準優勝のどる屋落合さん、自作ラーメンキングの神田さんなど8名。
結果は、第3位「手打ち麺 あお井」(「とら食堂 福岡分店」店主)出店期間:2024年7月5日(金)~15日(月祝)、準優勝「らーめん愉悦処 鏡花 八王子想庵」、出店期間:2024年7月18日(木)~28日(日)、優勝「博多文福」出店期間:2024年8月1日(木)~1年間。「あお井」「鏡花」は残念ながら未訪でした。
「博多文福」店主島津さんは一風堂(力の源カンパニー)で22年経験のベテラン。最年少店長、最年少関東エリアマネージャ、北米エリア責任者、国内営業本部長、取締役を歴任。2021年5月一風堂を卒業。2021年12月、福岡県春日市に「博多文福」を開業。
ラー博開館前ちょっと早めの到着で3番着。ラー博は会員アプリ導入以降、入館口が以前の自動改札方式から窓口式に変更に。15分前シャッターが開いてB1Fへ降りる階段の最下段で待機。定刻にチャルメラが鳴って開館。
開店祝花、気づいたところでは一風堂河原さん、ソラノイロ宮崎さん、一風堂暖簾分け店主会、他から。
ラー博「博多文福」の場所はB1Fへ降りて左奥。ちなみにB1F右すぐが「博多一双」。先頭2名様は多分「博多一双」に向かったので、「博多文福」へは一番海苔~w
入店前にまずタッチパネル式新札・高額紙幣対応券売機で食券購入です。主なメニューは、淡麗生味噌ラーメン950円、辛みそ入り淡麗生味噌ラーメン1050円、(数量限定)たぬき飯400円、(数量限定)八丁味噌プリン450円、他。]
箸は「あの銘店をもう一度」箸袋入りの割り箸。卓上調味料はGABANブラックペッパー。
そして待つことしばし「淡麗生味噌ラーメン」完成で~す♪
店名ロゴ入りの反高台丼が、レンゲと共に銀の受皿に載って着丼。提供時「下から混ぜる味が変わります」とのアナウンスがあります。
具は、国産豚の肩ロース、モモ肉のチャーシュー2種、キクラゲ、和出汁で炊いた太メンマ、クルトン替わりにガーリックオイルで揚げた高野豆腐、小口切りねぎ。モモチャーシューは味が沁み染み、ロースチャーシューは箸で持つとホロホロ崩れるほど柔らか。
スープはさらりとした軽めの白湯味噌味。「淡麗生味噌」ってなんやねんって感じでしたが、豚骨メイン・親鳥香味野菜の白湯スープと、羅臼昆布、鰹の厚削り、椎茸、煮干し等から摂った和出汁のをブレンドしたWスープ。味噌ソムリエの店主セレクションの味噌は福岡・長崎・信州・仙台・北海道の5種類をブレンドし火入れしていない生味噌。スープの熱で麹が変化し味が変わる斬新なアーキテクチャ。味噌ラーメンのイメージで食べると、最初は薄め、シャバめってなりますが、徐々に味が厚く深く複雑に進化。最後には飲み干したくなる魅力的な味わいにクレッシェンド。まさにこれまで経験したことのない画期的な味わいですごく美味しい!
麺は地元福岡県産「ミナミノチカラ」100%使用の自家製麵。なんと平打ち太麺(切刃10番)、縮れ細麺(切刃24番)の2種類を一杯に使用。つけ麺で2種類以上の麺、かなで紅の極濃厚スープで太さの異なる7種類の麺はありますが、「淡麗」を謳うラーメンでは極めて珍しい(初?)スタイル。決勝戦で審査員が激賞したという麺はやはり美味。小麦の風味が感じられて食感の違いが楽しいです。
おいしく完食!機会があれば「辛みそ入り」バージョンも試してみたいです。ごちそうさまでした!
博多文福 (243/’24)