2023年11月11日、元加治の新店「西山屋」へ。

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2023年11月2日オープン。同じ飯能市内での移転。店主さんは、五つ星ホテル「ANAインターコンチネンタル東京」で料理長を務められたフレンチのスペシャリスト。「コース料理で楽しむラーメン」がコンセプト。ウリは「世界初のピザ窯ラーメン」。

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「西山屋」は2017年9月東飯能駅徒歩10分程の住宅街にオープン。週末・祝日限定営業。今年1月定年退職を機に週5日営業へ移行。そしてこの度新店舗へ移転。

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店の場所は、西武池袋線元加治駅約1.5km、西武池袋線・JR八高線東飯能駅東口約1.7㎞。住宅街の中に突如出現したトレーラーハウスが店舗。

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駅から遠いですが駐車スペースは敷地内に11台(店舗正面4台、店舗向かって右に7台)分のスペースあり。

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店舗ロゴにある「Aux Mains Agiles」はフランス語で「器用な手」の意。料理はもちろん、店舗やピザ窯まで手作りとのこと。

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11時開店ですが10時50分頃到着で既に営業中。食べログのレポにもありましたが、準備が整い次第早開けする様です。到着時外待ち1。記帳制で名前を書いて待ちます。

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店内空席があってもどんどん入れずに1組ずつ案内。注文まで取り終えてから次の組を案内する流れ。このため、店内は落ち着いたゆったりとした雰囲気で進行します。

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順番になって店内へ。券売機は無くメニューを見て注文。伝票方式。食後レジにて後会計制。

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主なメニューは、あごだし麺930円、ピザ窯あごだし麺1200円、本日のサラダ(ハーフ)450円、四川麻婆丼380円、チャーシュー丼380円、他。

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この日の黒板メニュー(本日のおすすめ)は、きのことパルメザンのブルスケッタ、270円、四川タンタン麺1100円、マーボー丼380円、ラーメン屋が作る歳酵母チーズケーキ500円、他。

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店内は入口入って右側が厨房、左が客席スペース。席は、窓に向かったカウンター6席、壁に向かったカウンター3席、2人卓x2。

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先客4組延べ8名、後客多数、退店時店内満席外待ち12。厨房に精悍な店主さん、女性スタッフ2名の布陣。

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BGMはFM NACK5。箸は割り箸。卓上調味料は、赤壺がコチジャンベースの自家製辛味噌。緑壺が生山椒とバージンオリーブオイルのペースト。黒壺が柚子胡椒。酢には煮干らしきものが漬いてます。

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そして待つことしばし、「あごだし麺」完成で~す♪

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和食器然とした少し歪み系の白い切立丼で着丼。

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具は、ピザ窯で焼いた炙りチャーシュー、メンマ、カイワレ、きざみねぎ。チャーシューが驚くほど柔らかく舌の上で文字通りとろけます。

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スープはさらさらの清湯醤油味。国産豚のゲンコツ、鶏ガラ、モミジのスープに、長崎県産トビウオを備長炭で焼いた焼きあごの出汁。カエシは愛知県三河の焼酎を入れて寝かせた大豆不使用のたまり醤油に、青森県産帆立の出汁を使用。「焼きあご塩らー麺 たかはし」の様に分かりやすいあご出汁ではなく、動物魚介のバランス型。ですが、これが驚愕のハイレベル。5つ星ホテル、ピザ窯ラーメン、コース料理等魅力的なキラーコンテンツが盛りだくさんですが、ズバリこのラーメン一杯でも人気の行列店になりそうなクオリティ。遠方からやって来る価値大ありの逸杯ですごく美味しい!

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麺はストレート中太タイプ。シコシコとコシのある麺で、特別に誂えた感のあるスープとの相性もバッチリ。

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おいしく完食、後があるのに堪えきれず汁完。ここはまた来たいです。ごちそうさまでした!

西山屋 (371/’23)

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