2023年8月12日、新所沢の新店「中華そば 麺ノ花」へ。
2023年8月8日オープン。店主さんは某都内人気有名店出身。昨年11月オープンの武蔵小金井「中華蕎麦 麺ノ歌」と屋号が似ていて、どちらもカスリメティを使っている事など相似点が複数あり、姉妹店ではとの見方もありましたが、出身店が同じで系列関係は無い様です。
店の場所は新所沢駅西口徒歩約4分。川越所沢線沿い。所沢大勝軒近く。「酒和」→「中津からあげ 渓」と入れ替わった跡地。久々にしらけんさんと同行。ちょっと早めの到着で一番海苔~w 並びにパン屋さん「Boulangerie Kishimoto」があって、11時前に10人以上の行列。最初そっちに列んじゃって草。
火除けの日差しがあるので、時間にもよりますが、直射日光が当たらず待ちは楽です。店頭に日除けに日傘もありますが、5本用意のところ2本盗まれたそうで、酷いことをするやつもいるものです。開店時シャッター待ち3。定刻にオープン。
券売機はなくメニューを見て注文。伝票はレジでキープ。食後出入り口近くのレジで後会計制。
主なメニューは中華そば(醤油・塩)850円、謹製つけ麺(醤油・塩)950円、チャーシュー丼350円、他。
店内は厨房前に真っ直ぐなカウンター4席、奥に2人卓x1。後客5で開店と同時に満席、外待ち発生。
スタッフは調理の店主さんとサポートの男性2の3名体制。着席するとおしぼりとお冷が渡されます。
紙エプロンと髪ゴムはレジ前に設置。カウンター席の椅子下に荷物かご配備。
BGMはポップス。箸は割り箸。卓上調味料は胡椒。
最初にカスリメティオイルが提供されます。「カスリメティ」はマメ科のフェネグリークを乾燥させたハーブで、インド料理で使われるハーブ。このオイルは、カスリメティを鶏油と一緒に煮詰めたもの。
そして待つことしばし、「中華そば醤油(太麺)」完成で~す♪
蒼い縦縞が印象的なふっくらとしたフォルムの多用丼で着丼。
具はスライサーで大きく薄くカットされた豚肩ロースのチャーシュー、カスリメティで風味づけした大山鶏の胸肉の低温調理チャーシュー、穂先メンマ、九条ねぎ、中心が「の」の字ではなく赤い星のなると。
スープはさらさらの清湯醤油味。比内地鶏と北海道産の黒口浜の昆布を炊いた出汁。群馬産生揚げ醤油、埼玉産天然醸造醤油、愛知のたまり醤油をブレンドしたタレ。スープが実に旨く、そこに圧倒的な存在感のタレでまとめた、旨さがグイグイ押してくる芯の強いメリハリのある味わい。目の覚めるような鮮烈な味わいですごく美味しい!
麺は麺屋棣鄂製。太麺チョイスで平打ちの手揉み太縮れタイプ。超多加水麺とのことで、ぷりっぷり食感。麺もまたスープに負けじと旨し。途中カスリメティオイルを入れると、かすかに甘くて苦くてお茶のような風味がして複雑な味わいに。これまた面白くて楽しくて旨いです。
しらけんさんの「中華そば塩(細麺)」
醤油と塩で器が異なって、塩は光沢のあるスッキリとしたシェイプの切立丼。
具は醤油・塩で共通。
スープはさらさらの清湯塩味。鶏はもちろん、昆布の旨味がストレートにダイレクトに分かる仕立て。分かりやすい旨みの構成で、出汁の良さをシンプルに楽しめます。旨いなぁ~!
麺はストレート中細タイプ。優しく地味深い塩味にピッタリ。スルスルと進みます。
おいしく完食!メニュー表でマスキングされたメニューがあって、登場が楽しみです。ごちそうさまでした!
中華そば 麺ノ花 (267/’23)