2023年7月29日大安、本日グランドオープンの新店「らぁ麺 秀登(ひでと)」へ。
元アニメ監督の間借りラーメン店が、独立した路面店へとステップアップして移転オープン。間借り時代にいただいて激うまだったので、今回も期待の訪店。
店主小森秀人さんは、映画「劇場版 ハヤテのごとく!HEAVEN IS A PLACE ON EARTH」、TVアニメ「スカーレッドライダーゼクス 」で監督や演出、NARUTOや鋼の錬金術師 などで原画を務めた元アニメ監督でアニメーター。ウィキペディアに担当された作品が掲載されています。
2022年7月11日、アニメータと兼業で中央林間にて「手打ち麺 秀登」を月火水昼のみ間借りでオープン。ラーメンは独学とか。週3日ランチのみの営業ですが、瞬く間に行列の絶えない人気店に。しかし、間借り先の営業再開のため営業を終了。2023年6月6日、開業に向けてクラウドファンディングで資金援助の募集を開始。プロジェクト紹介文に、アニメの仕事をしながらラーメンを始めた経緯なども記されています。7月9日見事目標金額をクリアして募集終了。そして新店無事オープンへ。
店の場所は小田急相模原駅北口徒歩約5分。行幸通り沿い。整体と骨盤調整のサロン からころの跡地。ちょっと早めの到着で一番海苔~w 店頭開店祝花は、麺屋棣鄂、noodle art gallery Ryota Tezuka、他から。
店頭ベンチは詰めて2席。西向き店舗のため、店頭は14時頃まで日陰。気温は33℃ですが、直射日光が当たらないだけだいぶ楽。待ってると冷たい麦茶のサービス。その心くばりが素敵です。
列び中に注文取りがあり先会計制。各種キャッシュレス対応で、可能ならキャッシュレスが助かりますとのこと。
この日は特別メニューでらぁ麺(塩・醤油)+半味玉1000円、大盛り100円、缶ビール+枝豆付き400円。行列時は店内連食不可で列び直し必要。
オープン記念で次回使える50円割引券をいただきました。
定刻にオープン。開店時の列びは12名。暖簾にはクラウドファンディング支援者の名入。
店内は厨房前に真っ直ぐなカウンター6席、2人卓x3。退店時10名ほどの外待ち。スタッフは店主さんと女将さん、二人三脚の息のあった営業。
カウンターイエローカラーのライティングがカッコいいっす。荷物入れ、紙エプロン、割り箸、爪楊枝は入口脇にあり。ゴミは入口のゴミ箱へ。
BGMはFM横浜。卓上の箸は洗い箸。卓上調味料はアジ煮干し酢、プッシュミル入り白胡椒。
そして待つことしばし、「らぁ麺(塩)+半味玉」完成で~す♪
青と白の縦ラインが印象的な和風の霧立丼で着丼。
具は3種のチャーシュー、細切りメンマ、味玉半個、きざみ青ねぎ。部位の異なる大きくて肉肉しくてチャーシューが3枚入りで食べ応えあり。ってか、具のどれもが旨くてビールのアテにしたい感。
スープはさらさらの無化調清湯塩味。鶏ガラ、煮干し、節、貝、昆布、きのこなどの出汁。今回から豚ガラを追加して動物性のコクと旨味がアップ。間借り時代よりもパワフルで力強くこくまろに。ファーストアタックは鶏で後から節や魚介などの旨みが追いかけてきます。以前は日陰似とも言われてましたが、どことも似てないオリジナルな味わいに。野太い旨みが味蕾を直撃する骨太な出汁ですごく美味しい!
麺は麺屋棣鄂製のウィング麺。以前のど迫力でワイルドな麺とは変わりましたが、踊るような爆ぜるようなランダムな楽しい食感とモチモチ感は、この麺で存分に味わえます。スープの持ち上げもすこぶる良く、麺とスープの一体感もお見事。
おいしく完食!「醤油」も気になります。ごちそうさまでした!
らぁ麺 秀登 (251/’23)