2023年7月15日、西調布の新店「猫と月 Chan mie noodles」へ。

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2023年7月10日オープン。柴崎亭出身の女性店主さんによるお店。「白河手打ちラーメン アサガキタ」→「中華つけ蕎麦 でき心」の後こちらへ。

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屋号「猫と月」について。昔から猫は月の動物と言われていて、猫の瞳孔の変化を月の満ち欠けになぞらえたり、新月と満月で猫の行動に変化があると言われています。参考WEBはいろいろありますが、例えば「ねこのきもち」など。ちなみに、福岡に「猫と月」という醤油ラーメンとウィスキーのお店がありますが、関係はなさそう。

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店の場所は西調布駅南口徒歩約4分。「一番だしラーメン しんせん」を通り過ぎて品川通りを超えた先。いちや薬局→デリ・クロロッポと入れ替わった跡地。

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いつもながら予習せずのため後で知ったので外観画像からトリミングですが、入口上に隠れ肉球あり。

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14:10頃到着で店内満席外待ち10に接続。列んでると、「塩分チャージ」タブレットが配られました。冷たい水やお茶のサービスは有りましたが、「塩分チャージ」は多分初めて。

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外待ちベンチ2席にあったのはアルコール消毒液ではなくて虫除けスプレー。なるほど、心くばりマックスですね。

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約30分後店内へ。券売機はなく先会計製。メニューは醤油・塩中華そば 各900円、味玉200円、ねこまんま100円、猫TKG300円、缶ビール500円。缶ビールはインドの青鬼とか、よなよなエールとかいろいろある模様。

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メニュー立ての裏は肉球。

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店内は奥が厨房で、厨房を遠巻きに囲む形のL字型カウンター7席(5・2)。後客10ほどで途切れない行列。

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店内の花。胡蝶蘭は自家製麺くろ松、タナカロボから。外の花台はすでに片付けられていますが、鳴神食堂、いしかわや、出口製麺、麺笑巧直、手打ち麺祭かめ囲、などからの花があった模様。

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スタッフは店主さんと接客の女性、洗い場に男性の3名体制。柴崎亭の常連さんと話をしていて、あまり他のお客さんの事が見えていない状況が散見され、やや気になりました。カウンター下に荷物掛けフック。テッシュは見つからず。

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BGMはジャズ。箸は竹の洗い箸で資源環境に配慮。卓上調味料は胡椒ペースト。玉ねぎと胡椒を炒めて作ったもので、風味がとても良くピリッと刺激的。入れ過ぎ注意。

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そして待つことしばし、「醤油中華そば」完成で~す♪

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うどんや蕎麦でも使えそうなシンプルな切立丼で着丼。

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具は、豚肩ロースチャーシュー、鶏つくね、鶏揚げしんじょう、小松菜。麺がきれいに整えられているところに、柴崎亭イズムを感じます。

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スープはさらさらの無化調清湯醤油味。動物性不使用の和風出汁。ちょっと甘めのスープで油感控えめ。蕎麦やうどんにも合いそうな和テイストで、身体に良さそうな優しい味わい。胡椒ペーストを入れると洋風にシフトするのが面白いです。インパクトやパンチとは無縁の、出汁の旨味が沁み渡るほのぼのと穏やかで柔らかな滋味深い味ですごく美味しい!

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麺は出口製麺製のストレート中細タイプ。テボを使わずゆで釜で泳がせて、ひらざるで巧みな湯切り、麺を丼に投入した時点で麺が綺麗に整っている柴崎亭流神業の盛り付け。しなやかでなめらかな質感と、サクッとした食感が印象的。

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おいしく完食!次回は出汁がさらに鮮明に分かりそうな「塩中華」で。多分猫好きな店主さんと、いつか猫談義も出来たらいいなって。ごちそうさまでした!

猫と月 Chan mie noodles (234/’23)

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