2023年6月18日大安、本日オープンの新店「井さい東京」へ。
札幌で大人気の煮干マエストロが東京に活動拠点を移して本格始動。訪店を楽しみにしてました。
「井さい」について、2018年7月2日札幌市中央区にオープン。店主さんは「つじ田」グループで約13年修行、店長やマネージャーを歴任しNo2まで昇り詰められた猛者。独立に当たり札幌に出店したのは、東京だと自分が関わったお店が多いのと、ご両親が札幌出身だったから。屋号は、ご自身の名字「井上」から一文字と、「異彩」を放つ店になるようにとの想いを込めて。2023年1月6日、西線6条に2ndブランドの朝ラーメン専門店「とし井ちゃんラーメン」オープン。本店は2023年5月20日の営業を持って札幌での通常営業終了。ただし札幌は完全撤退ではなく月2回程度の営業になるとのこと。
2023年6月5日、本店が東京野方で実質移転オープン。ただし初日昼営業で厨房機器トラブルが発生し営業継続が困難な状況に。そして、6月18日、野方から中野へ移転リオープン。
店の場所は中野駅北口徒歩約5分。昭和新道商店街内。立ち呑み4109(よってく)の跡地。ちょっと早めの到着で一番海苔~w 店頭のプチ花輪は札幌の中華そばうさぎから。
定刻ピッタリにオープン。入店するとまず券売機で食券購入です。主なメニューは、濃厚煮干しつけ麺1100円、辛い煮干し1150円、濃厚煮干らーめん1000円、和え麺300円、チャーシューごはん300円、他。この日チャーシューごはんは準備中。
店内は厨房前に真っ直ぐなカウンター3席、壁に向かったカウンター4席。厨房前カウンター上には前店の名残らしいメニュー短冊が残されています。
以前は立ち呑み定員15名ほどで席間は余裕がありますが、後ろとの間が極狭小。出入口と奥側席との出入りがきついのと、配膳も大変そう。
オープン時の列びは15名ほど。退店時の外待ちは10名位。
野方店オープンの際には大型の花輪含め開店祝花いっぱい、らぁめんめんきち、麺工房三く、札幌 Fuji屋、狼スープ、麺鍾馗、村上朝日製麺所、他から。
スタッフは男性3。BGMは無し。箸は割り箸。卓上調味料は醤油たれ?、レモン酢、ブラックペッパー、特製八味。
そして待つことしばし、「濃厚煮干しつけ麺」完成で~す♪
黒いつけ汁の器に白い麺の丼、ツートンカラーのコントラスト豊かな器で着丼。
具は麺の上に低温調理のロースチャーシュー、バラ煮豚の部位と調理法の異なるチャーシュー2種、海苔。つけ汁の中にきざみ青ねぎ、玉ねぎ。
つけ汁はどろっと濃厚な煮干し醤油味。器ごと熱々に加熱されての提供。煮干は青森県産平子、焼き干し(各種)、千葉県/長崎県産片口いわし(背黒)、鳥取県産平子、アジ、ウルメ、広島県産いりこ使用。麺は村上朝日製麺所製のストレート中太タイプ。札幌では地元の老舗製麺所「さがみ屋」の麺使用でしたが、都内では近い麺を調達。
麺をつけ汁に浸けていただくと、強烈な煮干しの旨味が一気に広がります。濃厚魚介豚骨のつけ麺は巷に溢れていますが、ここまで全力煮干で煮干全開なつけ麺はなかなかお目にかかれないレベル。ツルモチシコシコの太麺にニボいつけだれが絡みまくって一啜りごとに震撼する程の旨さ。煮干炸裂のハイパー煮干つけ麺ですごく美味しい!
〆のスープ割りは割りスープの入ったポットが渡されて、好みの濃さで調整可能。
割りスープはほぼ無色透明な清湯魚介スープで、昆布出汁の様な風味でしたが煮干出汁とのこと。割り後煮干しの風味と香りが再び鮮やかに立って2度美味しい!
おいしく完食!「濃厚煮干らーめん」も食べてみたいです。ごちそうさまでした!
井さい東京 (199/’23)