2023年5月25日、大塚の新店「中華そば 喜富(きふ)」へ。
2023年5月20日寅の日にオープン。「神田ラーメンわいず」の、「秋葉原ラーメンわいず」に次ぐ国内3号店となる新ブランド。
店の場所はJR大塚駅北口徒歩約1分。あの歴史あるノスラー「ホープ軒本舗」の跡地。
自分が大塚ホープ軒本舗で最後に食べたのは20年以上前。その時は、立ち食いカウンターしかなかった様に記憶。今でも鮮明に覚えてるのが、煙草吸いながらラーメン注文したオヤジが、灰皿くれってスタッフに言ったら、従業員がそのオヤジの足元を指指さしたこと(地面で踏んで消せと)。20年以上前の話です。
入店前にまず店頭券売機で食券購入です。主なメニューは、醤油・塩蕎麦1100円、味玉醤油・塩蕎麦1250円、特製醤油・塩蕎麦1480円、狂乱の卵かけご飯400円、他。狂乱の卵かけご飯は激辛注意。
このご時世ですが、前店と比べると隔世の感の価格。蕎麦は太麺・細麺選択可。特に掲示はありませんが、醤油は太麺、塩は細麺推奨の様です。この日は13:20頃で太麺は売切れ、細麺一択。
ドアの無いまさに屋台感覚の店舗は、厨房を囲むL字型カウンターで、長辺が着席カウンター6席、短辺が立ち食いカウンター2~3席。入店時着席カウンター満席、席待ち3。立ち食いカウンターも2名食事中。後客6。リフォームして奇麗になったとはいえ、屋台風店舗に1000円オーバーの価格ながら、なかなかの人気っぷり。
スタッフは男性のみ厨房3(調理2・洗い場1)、外で誘導担当1。BGMは無し。卓上調味料はペッパーミル入り粒黒胡椒、黒七味、酢。テッシュはカウンター下の棚。
そして待つことしばし、「醤油蕎麦(細麺)」完成で~す♪
白い光沢のあるなめらかな曲面で構成された反高台丼で着丼。縁にタレの跳ねた跡があって、オーナーズシェフのお店なら店主が拭き取って出すところですが、まあタレ跳ねも風情のうち。
具は低温調理の豚・鶏チャーシュー、メンマ、青菜、白髪ねぎ、駒切りねぎ。
店内炊きのスープはさらさらの清湯醤油味。流行りの鶏水的な、鶏の旨みをしっかりと感じるいわゆるキレッキレの味わい。清楚な見た目に反して出汁もタレも香味油も強く、淡麗清湯ながらインパクトのある味わい。結果やはり太麺が合いそうな気配で、細麺だと少しスープが麺に勝ち気味。そこは麺とスープのバランスの問題ですが、総じて上質、コクとキレを兼ね備えた鶏の旨みほとばしるスープでとても美味しい!
菅野製麺所製の麺はストレート細麺。パツパツ食感で強いハリとコシが楽しめます。
おいしく完食!「塩蕎麦」も気になります。ごちそうさまでした!
中華そば 喜富 (173/’23)