2023年4月23日大安にオープン。我らが純ちゃんの「純麦」、バーチャル店舗の時から大つけ麺博と#新宿地下ラーメンに出店して人気を博していましたが、満を持して遂に路面店を始動。
ですが、当面の間住所非公開、完全予約制、予約サイトURL非公開という超予約困難店。半ば諦めモードでしたが予約を取っていただき念願の訪店が叶いました(ありがとうございました)。
外観撮影も禁止とのことで、まずは内観から。開店祝花・胡蝶蘭は・祝い品は、JapaneseSobaNoodles 蔦、中華蕎麦とみ田、麵屋一燈、鶏喰TRICK、麺や維新、他から。
店内は厨房を囲むL字型カウンター7席(5・2)。自分たちの回はストレートカウンターの5名で進行。スタッフは純ちゃんとサポートの女性の2名。ワンオペの日もあるそうです。
メニューはコース仕立ての「純麦御前」(事前決済、3960円)。前菜・サラダ、らぁ麺、ご飯、デザートにドリンク付き。四季折々の旬の食材を使った料理と無化調自家製麺のらぁ麺。旬の食材を使うため、季節と仕入れによって変更あり。またらぁ麵は夏季には冷やしをやるかも。かき氷も予定。
まずはドリンクから。ビールとソフトドリンクから選択。ビールは嬉しいハートランド。
「純麦御前」
前菜盛り合わせ。サラダは季節の新鮮な有機野菜を使用。青菜はスイスチャード、丸い器に入った新玉ねぎのドレッシングを浸けて。チャーシューはサラダに合うようにハーブを効かせてハム仕立て。ニンジンの脇にはいちじくとナッツのペースト。ラーメンの出汁で作った雲丹乗せ茶碗蒸し。コハダのボンズジュレ。
続いてらーめん。1ロット3杯で2回に分けて提供。純ちゃん満面の笑顔で提供。写真を撮ってあげると喜びますw
「らぁ麺」
味変用の小皿付き。味変アイテムは、鰹節、和歌山県有田川町の葡萄山椒、生胡椒。
らぁ麺の具は、林SPFポークのロース・肩ロース、A5ランク松阪牛、ワンタン、三つ葉など。ワンタンはもち姫を使ってかぼちゃを練りこんだ皮に、餡には春菊入り。
スープは鶏と豚の動物性スープと、乾物と煮干しから摂った魚介系出汁の無化調Wスープ。仕上げに松坂牛の牛脂と鶏油。ちょっと甘めで豊かな自然の豊潤な旨みに満ち溢れた琴線に触れる感動的な味わい。これ一杯で長蛇の行列が出来そうな卓越したすばらしい味で、すごく美味しい!
麺は国産小麦せときららメインの自家製麺。平打ち太縮れタイプ。つるもちで弾力とコシのある食感。麺単体でもかなり旨くて汁なしでも相当良さそう。
A5ランク黒毛和牛ひたち牛の炙りご飯。ご飯は栃木県産とちおとめの土鍋炊き。牛肉とご飯だけで悶絶ものの絶品飯!ですが、前のらぁ麺スープ残しておいて、余ったご飯にスープをかけて出汁茶漬けにすると卒倒級の美味さです。さらに前の山椒、生胡椒もちょべりぐっど。
この日はたまたま良質な明太子が入手できたとのことで、おかわりは明太子ご飯に。
デザートはプチパフェ?カットしたあまおう、浜松産ブルーベリー、パリパリのパイ生地がトッピングされて、中にはほろにがキャラメルソース、ベースにはあまおうのソース。スイーツまでもがパーフェクト。
おいしく完食!笑顔と笑いの絶えないアットホームな癒し系の空間で、純ちゃんの楽しいトークと手の込んだ絶品料理の数々を堪能。最高に楽しく美味しいひと時。ごちそうさまでした!
純麦 (170/’23)