2023年5月20日、大森の新店「會津黒中華」へ。
2023年5月16日大安にオープン。昔会津若松にあった「二八食堂」の「黒中華」が人気で、近隣20軒ほど同じメニューを出す店が増えて一時的局所的ご当地ラーメンを形成。今ではほとんど閉店してしまったとのことですが、その「黒中華」(会津ブラック)を復刻。それは気になると、本日はこちらから。
店の場所はJR大森駅北口徒歩約9分、京急線大森海岸駅徒歩約10分。桜新道沿い。5分前到着で一番海苔~w 10時開店で、食べ歩きには嬉しい時間設定。
1分前早開け。入店するとまず券売機で食券購入です。主なメニューは、會津黒中華800円、會津二八食堂そば800円、他。麺注文で会津米のライス一杯無料サービス。食券を渡すと、サービスライスの要否を聞かれます。
「會津二八食堂そば」は訪店時売切れ表示ですが、元祖「二八食堂」により近いもので、麺が「會津黒中華」の倍の太さになるとか。
店内は厨房前に真っ直ぐなカウンター5席、2人卓x4。開店時シャッター客3名入店、後客1。
アップで撮れませんでしたが、厨房と反対側の壁に「二八食堂」の丼が飾ってありました。
券売機左横の棚には、こちらの運営会社「会津三代目なかがわ」のパンフレットと、同社の商品で券売機でも販売している「會津特選米 松平」(こしひかり)がディスプレイ。
「会津三代目なかがわ」の社標が家紋の「大」なので、社名にもラーメン店の店名にも「大」が付く表記に。ですが、実際の社名や屋号には「大」は付かないそう。
スタッフは厨房・ホールに男女合わせて4名。気づきませんでしたが、ティッシュは券売機右横にあったようです。BGMは無し。箸は割り箸。卓上調味料はブラックペッパー、酢、おろしにんにく、辛みそ。
そして待つことしばし、「會津黒中華」完成で~す♪
昔ながらのラーメン丼がトレーに載って着丼。
具は大きめカットのチャーシュー3枚、メンマ、ほうれん草、ナルト、海苔、きざみねぎ。喜多方ラーメン風にチャーシューはデフォで多め。ナルトは東海林さだおさんに習っていつも最後にいただいてましたが、郡山ブラックのイキスギさんの流儀も取り入れて最初に沈めておきます。
真っ黒なスープはさらさらの清湯醤油味。見た目ほどしょっぱくなく、むしろ自然で上品な甘さを感じるほど。鶏の綺麗な出汁とうま味が出ていて、紫薫る上質な鶏醤油らーめんといった装い。自分は使いませんでしたが、BPが良く似合いそう。これぞな醤油ラーメンと言いたい一杯ですごく美味しい!
麺は喜多方で麺と言えばの曽我製麺製中太縮れタイプ。案外固めなゆで加減でしっかりとしたコシを感じる硬質な食感。味わい深く旨みのしっかりとしたスープに、コシの強い麺がバッチリ決まってます。
おいしく完食!「會津二八食堂そば」が「どんな感じかとても気になります。ごちそうさまでした!
會津黒中華 (164/’23)