2023年5月5日、上井草の新店「麺屋 寿」へ。
2023年4月16日オープン。新店ながら定休日にラーメン学校を開校するラーメン店。「Japanese Ramen 五感」の後こちらへ。
ラーメン学校は火曜・水曜。「麺屋 寿」の定休は火曜(祝日の場合翌日休)。平日週とすると火曜がラーメン学校1日目で仕込みや調理実習。水曜2日目店の営業中は、実際にラーメンを作って出す実習。ってことで、水曜はラーメン学校の生徒さんが作ったラーメンが営業で提供される可能性があるみたいです^^;
店の場所は上井草駅北口徒歩約3分。「三獣使」→「高~使」→「BEAST」→「獣道」→「濃い豚」→「味とら」と入れ替わった跡地。
お店の特徴は「煎酒(いりざけ)」という古式調味料を使用したラーメン専門店。「煎酒」は醤油より歴史が古いという調味料で、日本酒にかつお節と梅干しを入れてことこと煮詰めたもの。江戸時代の食卓には欠かせない調味料。特徴は醤油とほぼ同じように使えること、また塩分量が醤油よりも少ないことです。
券売機はなくメニューを見て注文、伝票方式、食後レジにて後会計制。主なメニューは、煎酒醤油・吟醸醤油 各850円、炙り肉飯350円、白ごはん(大・中)150円(小)100円、他。
麺が煎酒醤油は手揉み太麺、吟醸醤油は細麺。白ごはんは鶏そぼろ付き。メニューは今後追加予定。
店内は厨房前に真っ直ぐなカウンター7席、2人卓x4。12:40頃到着で先客3、後客6。スタッフは調理の男性とホール担当の女性の2名体制。荷物かごをすっと出してくれます。
BGMは東京FM。箸は洗い箸で資源環境に配慮。カウンターにペーパーナプキンがありますが、カウンター上に箱テッシュあり。卓上調味料は柚山椒(柚子胡椒)。お冷は水がやかんに入ってますが、氷が入ってなくて少しぬるめ。
そして待つことしばし、「煎酒醤油」完成で~す♪
蔦?の意匠が印象的な玉丼が白い受皿に載って着丼。
一緒に柴漬けが提供されます。
具は提供直前にバーナで炙ったチャーシュー、三つ葉、ねぎ、海苔。
スープはさらさらの清湯醤油(煎酒)味。鶏と豚を別々の鍋で炊き上げその日のバランスを見極めてブレンド。鶏豚清湯の醤油らーめんと言って良い味わい。油分がやや多めで清湯ながらこってりとした味わいも。そのため、柴漬け、三つ葉、そして卓上の柚山椒(柚子胡椒)がさっぱり感を演出して非常によく合います。あまり他にない出汁感の一杯でとても美味しい!
麺は福島県の冨多屋生麺製特注麺を使用。中太縮れタイプ。注文毎に丹念に手もみして強いウェーブを形成。もちもち食感で麺の旨さは格別。
おいしく完食!煎酒使用ではありませんが福岡県出身店主が地元の醤油にこだわったという「吟醸醤油」も気になります。ごちそうさまでした!
麺屋 寿 (148/’23)