2023年3月25日、藤沢の新店「煮干しらーめん 波乃にぼる」へ。
2023年3月16日、一粒万倍日にオープン。「田中にぼる」の2号店。「時雨製麺所」の後こちらへ。
「田中にぼる」は、2021年6月15日武蔵新城にオープン。店主さんは名店「煮干鰮らーめん 圓」出身。今回2号店をオープン。お店を任されたのは、「田中にぼる」店主さんのご親族の方で、本店で修行されたとのこと。
店の場所は藤沢駅南口徒歩約4分。橘通り沿い。「リストランテ プレゴ」の跡地。
入店するとまず券売機で食券購入です。主なメニューは古式煮干し醤油・古式煮干し塩バター・百尾煮干し醤油 各930円、古式煮干し胡麻つけ麺1050円、らーめんの前のらーめん200円、かえ玉わさび醬油350円、かえ玉塩ローズマリー350円、にぼるのわさび丼350円、他。
「古式煮干し」は清湯スープ。「百尾煮干し」は1杯に約100尾の煮干し使用という極ニボ仕様。
「ラーメンの前」は約50gの麺を、煮干しの漬け汁、塩、ライムでいただく、自家製麺の麺をゆっくり味わってもらうためのメニュー。
本店同様、煮干しの味見、硬度0の仕込み水の試飲、ペットの犬猫用煮干し出しがらのお土産あり。
店内は奥が厨房で手前が客席スペース。席は真っ直ぐなカウンター6席、4人卓x1。店内待ち椅子6脚。
11:10頃到着で先客2、後客2。スタッフは店主さんと接客担当の女性の2名体制。
BGMはエバーグリーンポップス、MyWay他♪ 箸は洗い箸で資源環境に配慮。卓上調味料は無し。
そして待つことしばし、「百尾煮干し醤油」完成で~す♪
「田中にぼる」で清湯の「煮干し醤油」をいただいたので、今回は濃厚をチョイス。黒い麺鉢型の器で着丼。
具はチャーシュー、ばらのり、葱ミックス、材木メンマ、とろ煮卵(券売機掲示の表記を踏襲)。葱ミックスはきざんだ白ねぎと紫玉ねぎ。
セメントカラーのスープはぽってりとした煮干醤油味。仕込水は硬度0の軟水。煮干しは九十九里産、無添加でスープ用に減塩調整したもの。1杯に約100尾の煮干し使用とのことで、業界最高水準!?「煮干しの風味、苦みがガツンと来る味わい」とありますが、煮干しの風味はまさに鮮烈、ですが苦みは巧く抑えられています。えぐみや酸味、しょっぱすぎることもなく、まさに煮干しの旨みだけを凝縮したような、これぞTHE濃厚煮干スープといった味わい。ニボラー垂涎の味ですごく美味しい!
自家製の麺はストレート中細タイプ。柔らかくしっとりとした食感で、極濃ニボスープにぴったりマッチ。
おいしく完食!「古式煮干し塩バター」とか、ちょっと想像がつかなくて気になります。ごちそうさまでした!
煮干しらーめん 波乃にぼる (96/’23)