2023年1月21日、桜上水の新店「桜上水 船越」へ。
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 2023年1月15日大安にオープン。店主さんは、渡なべで13年修行された樹庵さんの5番目のお弟子さん。オープン以来行列が絶えず、平日で1時間以上待ちという話題の人気店。ようやく念願の訪店。

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樹庵さんのYouTube チャンネルで、船越さんの渡なべ卒業特集、おまけ、卒業ラーメン、伊藤さんと船越さんの対談等何度も特集されています。トリビアな話がいろいろと出て来ますが、樹庵さんが弟子と認定されているのは、くろくの青田さん、いつ樹・五の神の伊藤さん、パパパパパインの倉田さん、GOTTSUの齋藤さん、そして船越さんの5名。渡なべ卒業生はもっとずっとたくさん、TRY新人賞受賞者も複数いらっしゃいますが、免許皆伝は片手のみ。

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船越さんは渡なべ時代「船越先生」と呼ばれていて、樹庵さんが先生と呼ぶのは、石神さんと船越さんのみ。船越さんは先輩陣の中では伊藤さんの信者。渡なべがFUJI ROCK、ROCK IN JAPANに出店するようになったのは船越さんが推めてから、等々。

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店の場所は桜上水駅徒歩約3分。甲州街道沿い。「あぶら~亭」の並び。うどん「新井製麺」の跡地。開店祝花は既に片付けられていましたが、オープン直後の画像を見ると、五ノ神製作所、くろく、GOTTSU、るい斗、砂田等渡なべファミリーと三河屋製麺所からの花台があった模様。

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55分前到着でシャッター待ちの先客3に接続。列び方は甲州街道のガードレール沿いに店頭から駅方向へ。北向きの店舗前は陽が当たらずこの日は強風で鬼寒。列び中お店から希望者に使い捨てカイロの配布があって、手と身体ははもちろんハートもウォーミングアップ。

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定刻にオープン。開店時列は「あぶら~亭」前まで伸びて推定30人レベルの行列。順番になって入店すると、まず券売機で食券購入です。

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主なメニューは、塩中華そば900円、醤油中華そば900円、味玉120円、ワンタン5個250円、他。麺量は並盛200g、大盛300gとデフォで量多め。少なめ150g対応可。

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店内には祝樹と胡蝶蘭、卓上花、樹庵さん、渡なべスタッフ一同、AKEBI、るい斗、きつねから。

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席は厨房を囲むL字型カウンター7席(5・2)。パーティションはなし。消毒液は券売機横に自動噴霧器配備。

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後客いっぱい、寒風吹き荒ぶ極寒の中凄いDGR。後方3番めにはhi-snowさん、めっちゃお久!スタッフは店主さんと女性と、メガネかけてなくて分からなかった樹庵さんの3名体制。食べ終える頃船越先生から、「もしかしていけ麺さん?」と聞かれて、卒倒しそうになりました🤣

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BGMはモダンジャズ。箸は割り箸。卓上調味料はペッパーミル入り胡椒、酢、自家製ラー油、おろしニンニク。

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そして待つことしばし、「塩中華そば(麺少なめ)」完成で~す♪

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白いシンプルなラーメン鉢型の器が、レンゲとともに銀の平皿に載って着丼。

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具はチャーシュー、メンマ、青菜、小口切りねぎ。チャーシューの燻製香が猛烈に香ばしく、スモーキーな香り・風味・味わいを存分に堪能できて素晴らしく美味!

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スープはさらりとした無化調白湯塩味。なみなみと注がれているのが嬉しいポイント。コクと旨みがとてつもなく濃密で、塩味も強めですがそれを圧倒するメガトン級のとんでもない出汁の濃さ。魚介を感じない濃厚な動物性のスープで、他にあまり類のないオリジナリティのある一杯。ウマすぎてレンゲが止まらない無限スープ。話題だけじゃない、強風で体感気温0℃程の中長時間列んでも食べる価値のある、感動と口奮のパワーがたくさん詰まった一杯ですごく美味しい!

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麺は三河屋製麺製の中太タイプ。ゆで前に思いっきり手もみして強い縮れをつけた強縮れ麺。プリッとぷるっともっちりシコシコ。強靭なコシと柔らかい箇所と強いコシの食感のコントラストが楽しくて、ハイパースープとの個性のぶつかり合いも素晴らしいシナジー効果を発揮。

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おいしく完食!魚介をコアに据えた、塩とは別炊きでまったく異なるという「醤油中華そば」も気になります。また来なくては。ごちそうさまでした!

桜上水 船越 (20/'22)

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