「らあめん花月嵐」創業30周年記念記念作品「シン・ゲンコツらあめん ー衝撃の新世紀-」総監督「らぁ麺屋 飯田商店」飯田将太総監督、2022年11月24日一部店舗先行発売、12月7日全店舗で期間限定発売。
「飯田商店」と「花月嵐」の「しょうゆらぁ麺」(2020年12月2日~)、「しおらぁ麺」(2021年10月6日~)に次ぐコラボ第3弾。今更ですが、2023年1月3日、「野田七光台店」にて実食。
限定メニューは、シン・ゲンコツらあめん1,170円、シン・ゲンコツチャーシューメン1,390円。もし残っていたらそちらもと思っていた「中華そば処 琴平荘」コラボ、「ザ・カレーラーメン嵐」両方とも既に終売してました、残念。
「シン・ゲンコツらあめん」は、タレも脂も不使用。豚肉と豚骨・ゲンコツのみを煮込んだ水豚スープ。当初「花月嵐」の看板メニュー「嵐げんこつらあめん」をテーマに、特別な一杯を創作しようと構想。
ニンニク醤油で作った破壊力抜群の強烈な背脂を、透明感ある優しいスープに合わせようとしたところ、スープの美味さにチーム全員驚愕。背脂の採用を見送ってスープをブラッシュアップすることに。
タレ不使用のラーメンは古くは「ラーメンゼロ」「ゼロPLUS」、最近では「銀座八五」など。ただ、ゲンコツベースは初かと。
2022年12月7日「シン・ゲンコツらあめん」全国発売ですが、その数日後、2022年12月12日、飯田商店プロデュースによる花月嵐の新業態店「ラーメン将太 Produced by 飯田商店」が鶴間にオープン。花月嵐の飯田店主への信頼の厚さはすごいです。
コラボとは関係ないですが、花月嵐のペーパナプキン、デザインされているのはバラチャーシュー。
そして待つことしばし、「シン・ゲンコツらあめん」完成で~す♪
花月嵐の白いラーメン鉢型の器で着丼。
ランチョンマット代わりのペーパーシートには飯田店主のご挨拶。柄は飯田商店のカウンターを意識した木目調。
具は豚バラチャーシュー3枚、アンコールペッパー3粒、中央にこんもりときざみ青ねぎ。
スープはさらさらの豚骨清湯。タレ、脂不使用ですがしっかりとした塩味が付いていて不足感はありません。確かに油感は皆無で。あっさりとした口当たり。ですが風味、香りと味が紛れもなく豚骨で、一瞬ちょっと舌と味覚と頭が混乱しそうな感覚。これまで食べたことのない前代未聞の味でとても美味しい!
麺はストレート中細タイプ。国産小麦(はるゆたか一等粉、春よ恋、さぬきの夢)と内モンゴル産かんすい、宮古島産雪塩使用の麺。飯田商店の雰囲気を体感できます。
「嵐げんこつらあめん」(760円)
究極の一杯「シン・ゲンコツらあめん」と定番の食べ比べ。
具は、チャーシュー、メンマ、ニンニク醤油漬け、ゆで卵半個、海苔、きざみねぎ。
スープは背脂たっぷりの豚骨醤油味。パワフルで絶大なインパクトと破壊力。昔ながらの一杯ですが、このレベルの商品を全国チェーンで出してるってのはやはりすごい。「シン・ゲンコツらあめん」とは次元が違っていて、ジャンルの異なる別な食べ物、どだい比較は無理かと。
麺はストレート中太タイプ。壺ニラと一緒に頬張ると至福です。
おいしく完食!「花月嵐」のコラボ戦略はかなりレベルが高くこれからも目が離せません。ごちそうさまでした!
らあめん花月嵐 野田七光台店 (2/’23)