暖簾は「やきとん まるじ」のままで、営業を示すのは小さなA看板にさらに小さなポスター。最初分からず通り過ぎて、すぐ近くまで伸びてる「成城青果」の行列に接続。オープンしたてながら「成城青果」プロデュースですぐこれほどの行列店に！？ってビックリしましたが、本体の行列でやれやれ^^;

で、「中華そば まるじ」ですが、入店するとまず券売機で食券購入です。主なメニューは醤油そば750円、塩鶏そば750円、濃厚煮干醤油そば850円、濃厚塩鶏そば850円、ガーリックライス380円、そばとガーリックライスのセット+350円、他。「成城青果」は塩でしたが、こちらは醤油が先頭。訪店時濃厚系は準備中。

11月12日に改装オープンしたらしく、店内はモダンで斬新な配光とインテリア。席は厨房前に真っ直ぐなカウンター6席、4人卓x2。厨房を挟んだ反対側にもストレートカウンター席がありそうです。消毒液は出入口側のカウンター角と、カウンターの箸・爪楊枝そばに配置。

11:20頃到着で先客2、後客無し。ちなみに並びの「成城青果」は満席15名ほどの並び。6席のため待ち時間はかなりと推定。こちらのスタッフは男性2。

BGMはジャズ。箸は割り箸。卓上調味料は無し。

そして待つことしばし、「醤油そば」完成で～す♪

サイドのスリットが印象的な背が高めで深さのある多用丼で着丼。

具はチャーシュー、ほうれん草、メンマ。チャーシューは水没していて上から見るとスライス1枚に見えますが、サルベージすると驚くほどごつくてデカくい塊肉の角煮。赤身をホロホロと簡単に崩れるほど柔らかく煮てあって、美味。

銀鱗が浮かぶスープはさらさらの無化調清湯醤油味。鶏と煮干しのようですがかなり魚介系優勢。そしてちょっと癖を残したフックのある魚影を感じる味わい。個性的で独特なチューニングですが、うま味がダイレクトに伝わってくるキレのある味わい。成城青果と一味も二味も違う、癖をうま味に昇華させたようなシフト。インパクトがあって印象に残る味でとても美味しい！

綺麗に折りたたまれた麺はストレート中細タイプ。細身ですが加水高めでみずみずしくツルっとなめらか食感。麺とスープの一体感も見事です。

おいしく完食！鶏メインの「塩鶏そば」、煮干主体の「濃厚煮干醤油そば」も気になります。ごちそうさまでした！

中華そば まるじ (404/’22)