「箕輪家」について、開店資金を集めるためクラウドファンディング「キャンプファイヤー」を開設。クラウドファンディングは見事205%達成、そこに詳細が記載されています。要約すると、なぜ家系ラーメンなのかは、オーナーの箕輪厚介さんが、家系ラーメンが好きだから。店長さんは箕輪厚介さんの元鞄持ち。フードトラックやイベントで数十～数百杯提供を数回。他に、ホリエモンの堀江家、王道家清水社長、紗羅善とのコラボなど。そして、「博多ラーメンでぶちゃん」で2ヶ月の修行を経てこの度オープン。

店の場所は中野駅北口徒歩約5分。民家→（建て替え）→スパイラル飯軒と入れ替わった跡地。店頭の前店画像付きメニュー1枚はポスターで隠されてますが、下のもう1枚はそのまま。

プレオープン中は食券買わずに列に接続（グランドオープン後は食券買ってから列へ）。順番になったら中待ちへ昇格したら、レジで代金先会計して壁際で最大3名まで中待ち。席が開いて呼ばれたら指定の席へ着席。中待ち先頭の時、箕輪厚介さんが奥様とお子様を連れてご来店、奥のテーブル席へと案内されてました。

メニューは箕輪家ラーメン900円（プレオープン中は450円）、他にライス、アルコール類。お好みは会計時に聞かれます。

店内は厨房前に真っ直ぐなカウンター7席、壁際と奥にそれぞれ2人卓x2ずつ。パーティションは無し。消毒液は吸水機横に配置。

後客いっぱい、雨足も客足も衰えず。スタッフは店長でキャラ見た目もキャラもあばれる君にちょい似の店長丸ちゃんと男性1、女性2の4名体制。店長さんと男性はノーマスク、厨房はまだまだ暑いですからね。

BGMはJ-POP、back number「手紙」が泣けます。箸は割り箸。卓上調味料はきざみ玉ねぎ、おろしニンニク、バター香る燻製オイル、GABANブラックペッパー。「バター香る燻製オイル」は通常有料トッピングのところ特別に（年内限定？）無料提供。

そして待つことしばし、「箕輪家ラーメン（麺柔らかめ）」完成で～す♪

赤い受皿に赤いレンゲ付き、店名ロゴ入りの玉丼で着丼。提供時「いってらっしゃい」のかけ声。ちなみに退店時は「明日もお待ちしてます」。

具はチャーシュー、ほうれん草、海苔3枚。

スープはとろっと鶏油のとろみを感じる豚骨醤油味。初日・二日目は結構あっさりライトだったみたいですが、この日はしっかり豚を感じる濃厚ではない出汁の濃密な味わい。標準でちょっぴりしょっぱめですが、おそらくライス前提のバランスでライスと合わせるとベストセッティング。またライスなしでも十分許容範囲。どことも似ていないオリジナルで創り上げた感覚の家系ラーメンですごく美味しい！

麺はご近所大成食品のほぼストレート中太タイプ。柔め指定は軽く少しだけ柔め。ツルシコで啜りやすい好食感。家系ラーメンですが、麺に違和感なくするすると進みます。後半「バター香る燻製オイル」を垂らすと、本当に燻製バターを溶かしたような香りと味が広がって家系スープが未知の新感覚な味に。

おいしく完食！話題性だけじゃない確かな実力と可能性を秘めた一杯でした。ごちそうさまでした！

箕輪家 中野旗艦店 (394/’22)