こちらを手がけるのは、カフェ・カンパニー㈱が食作家の園山真希絵さんとの共創により2022年7月に創業した発酵フーズ㈱。

「健康を邪魔しないラーメン。」「化学調味料は使用せず、六味（甘味・塩味・酸味・苦味・旨味・辛味）のバランスを大切にしています。」というコンセプト。

店の場所は、横浜駅直結ジョイナスB1F「FOOD & TIME ISETAN YOKOHAMA」。約210席のイートインスペース「プラザ」がある「CAFÉ DELI PLAZA」エリア内。

券売機はなく先会計制。注文すると呼び出しベルを渡されるまんまフードコート方式。

主なメニューは、太陽の鶏こうじ麺980円、大地のみどり坦々麺1180円、柚子遊ぶ 朝露ミルク麺980円、ネオブラック胡麻ラーメン1180円、他。ハーフサイズ-200円。

「太陽の鶏こうじ麺」と「大地のみどり坦々麺」は小麦麺使用。「坦々麺」は字が惜しいですが。

「柚子遊ぶ 朝露ミルク麺」と「ネオブラック胡麻ラーメン」は玄米麺使用で動物性不使用。

11:00頃到着で先客1、後客3。情報サイトでは11:00～となってましたが、オープンは10:00から。スタッフは女性2。

卓上調味料はありませんが、商品受取カウンター横に、黒酢、ラー油、胡麻、胡椒、酢の用意あり。また、調味料用の小皿があるのが、フードコートではあまり例がなく、便利で親切。

そして待つことしばし、「太陽の鶏こうじ麺」完成で～す♪

トレーにあらかじめ洗い箸、レンゲ、ウェットテッシュを用意しておいて、出来上がったラーメンを載せて提供してくれます。セルフで取りに行って着丼。

具は鶏ささみ、味玉半個、メンマ、白髪ねぎ。

スープはさららさらの清湯醤油味。鶏ガラと魚介の合わせスープを基本に塩麹とかえしで仕上げたという無化調スープ。無化調とは思えないほどうま味が鮮明でくっきり。そして塩麹由来か、醤油味なのに味噌味風な奥行きと深みのある味わい。健康に配慮した身体に優しいフードコートのラーメンって、あまりポジティブな印象を持ちづらいですが、これが旨くてビックリ。発酵パワーの凄さにただただ感嘆の一献ですごく美味しい！

麺は軽くウェーブの付いた中細タイプ。麺もしっかり感があって抜かりなし。丁寧な調理の後が伺えます。

おいしく完食！坦々麺、ミルク麺、胡麻ラーメンとあってどれも面白そう。ごちそうさまでした！

発酵ラーメンizuru (362/’22)