2022年9月7日、本日オープンの新店「ラーメン家 がんくろ」へ。
家系が好きな店主、ミスターラーメンこと前島さんが捧げる威信をかけた「せたか家」グループ初の家系ラーメン店。前島さんが調理場に立ってるとのことで、ならばと初日に突入。
「がんくろ」の屋号の由来は、コロナで赤字続きで大変な状況が続いてますが、皆んなで頑張って黒字にしようという思いから。
看板の「がんくろ」と「ラーメン家」が想定と上下逆でしたが、前島さんが自分のチェック漏れで自分の責任と。ですが、ラーメン二郎(注文は「次郎」)の例もあるのでこのまま行こうということに。
店の場所は武蔵小山駅東口徒歩約3分。武蔵小山パルム商店街内。「エンジョイ鍼灸・整骨院」の跡地。店頭開店祝花は早々に片づけられた模様。
19:40頃到着で店内満席外待ち6に接続。思ったほど列んでなくてホッと一安心しましたが、キャパがあるので着席してから長め。順番になって店内へ。入店するとまず券売機で食券購入です。
主なメニューはラーメン850円、塩ラーメン950円、豚まぶし飯250円、他。食券回収時に麺の固さを聞かれます。味と油の指定が出来るかどうか不明。
店内は厨房をを囲むL字型カウンター17席(15・2)、4人卓x1。カウンター1席ごとにアクリル板の仕切り設置。消毒液は給水器横に配置。後客いっぱい10人以上。
スタッフは厨房・ホールに男女合わせて7名。麺上げと寸胴は前島さん自ら担当。
五右衛門風呂みたいな巨大な寸胴を、これまたデカい櫂棒を操って全身を使って撹拌したり、麺上げはテボから平ざるに移してちゃっちゃと湯切り。7番席が前島さんの正面で砂かぶりのアリーナです。
BGMはJ-POP。平井大とか新しめのラインナップ。箸は割り箸。卓上調味料はGABANブラックペッパー、酢、カエシ、ニンニク、生姜、唐辛子。
胡椒・酢・カエシかこっちの席に並べてあって、ニンニク・生姜・唐辛子が隣の席に置いてある配置。隣の席にある調味料はアクリル板越しに取ることになりとても不便。せめてカウンター上にあればまだ取りやすいかと。そして待つことしばし、「ラーメン(麺柔らかめ)」完成で〜す♪
着席から約20分後に提供。麺柔めにしたため1分程余計にかかってるかも。席数に比して1ロット3杯のペースのため、待ちは長め。黒い店名ロゴ入りの、環2家か王道家みたいな器で着丼。
具はモモとバラのチャーシュー2種、ほうれん草、海苔、きざみねぎ。
スープはとろっと濃厚な豚骨醤油味。豚の旨みが凝縮していて濃密で重厚で旨みほとばしる味わい。濃厚家系ラーメンは味の濃さ普通でもしょっぱめなことが多いですが、こちらは塩味も油感もジャストフィットで申し分なし。濃厚なのにキレのあるスープは直系と遜色ない抜きん出た完成度。「家系ラーメンせたが家」と呼びたいさすがのクオリティですごく美味しい!
麺はほぼストレート中太タイプ。自家製麺とのことですが、せたが屋グループの「コナノチカラ製麺所」製と思われます。麺もまた直系御用達の製麺所に比して遜色ないレベル。実に美味いです。
おいしく完食たまらず汁完。次回は塩狙いで。ごちそうさまでした。
ラーメン家 がんくろ (303/'22)