「炭火焼濃厚中華そば 倫道」は2020年12月20日オープン。魚の頭から尾まで炭火で焼いてペーストにして出汁と合わせるユニークな調理法で、食材ロスを究極まで廃した一杯を提供するお店。2021年5月17日、神田「海富道」オープン。2021年7月14日、大門「奥倫道」オープン。2022年3月30日、大阪東梅田「宝雲道」オープン。そして今回「威風堂々」オープン。運営は㈱MUGENで「海富道」に次ぐ2店舗目。

ポスターには、「どんな魚も心を込めて炭火で焼いて無駄なくすする それが海の富を活かす道」、「頭、骨、エラ、内蔵、お魚まるっと一尾余すことなく使った濃厚な魚スープ」のフレーズ。

店の場所はJR浅草橋駅東口徒歩約2分。立ち飲み日高→蕎麦処かくや→うどんが呼んでいる→はまぐり活→らぁ麺わらや→鳥番長と入れ替わった跡地。ちょっと早めの到着で2番着。後客続々開店時後ろが見えない程な数十名の行列。

定刻にオープン。入店するとまず券売機で食券購入です。が、この日は好きなメニューをポチるのみ。主なメニューは釜揚げつけ麺・鯖880円、鰯830円、烏賊880円、鯵830円、海富そば880円、喉黒1030円、つけ麺・鯖830円、鰯780円、烏賊830円、鯵780円、海富そば830円、喉黒980円、中華そば・鯖950円、鰯850円、烏賊950円、鯵850円、海富そば950円、喉黒1200円、他。

海富そばは、その日仕入れた新鮮な魚を使った日替りメニュー。この日の内容は赤魚と鮭。この日はのどぐろがすべてX表示。

（釜揚げ）つけ麺は麺量が小250g、中300g、大400g、すべて同料金で券売機で選ぶ方式。ただしプレのこの日は麺量選べずおそらく250gの決め打ち。

店内は厨房を囲むL字型カウンター11席（長辺4・5、短辺2）。4人卓は花置き場で椅子4脚は中待ち席に転用。席間にパーティションは無し。消毒液はテーブル上に配置。スタッフは5名。

BGMは鈴虫の音色。箸は割り箸。卓上調味料は無し。中華そば・定食を注文すると山椒が提供されます。

そして待つことしばし「海富つけ麺」完成で～す♪

「のどぐろ」狙いでしたが本日は無いとのことで、本日の食材の赤魚が気になって。「釜揚げつけ麺」がウリのようですが、流水でしっかり〆た麺でいただきたく。なお釜揚げつけ麺は、麺が昆布を浮かべたお湯に浸かってくるそう（昆布水ではないらしい）。

つけ汁・麺・青菜・ねぎ・れんげがトレーに乗って着丼。湯呑の様なつけ汁の器には木製の蓋が付いてきます。

つけ麺の麺は三河屋製麺製の平打ち縮れ中太タイプ。キッチンタイマーのゆで時間は7分。

茶濁のつけ汁はさらりとしたタイプ。中に細切れチャーシュー。

ツルモチの麺が実に美味くて塩だけで食べてみたいってほど。麺をつけ汁に浸けて啜ると魚の旨み炸裂！中華そばだとむせ返るような魚の風味に圧倒されますが、つけ麺だと濃い出汁を存在感抜群の麺で味わえるので、つけ麺のほうがむしろ中華そばより食べやすいかも。魚を啜る感覚が新鮮で楽しくすごく美味しい！

スープ割りは割りスープ入りのポットで提供。

あっさり鰹出汁風味の清湯和出汁。啜れる魚が飲める魚へほっこりシフト。

おいしく完食！機会があれば釜揚げバージョンも注文してみたいです。ごちそうさまでした！

炭火焼濃厚中華そば 威風堂道 (266/’22)