2022年6月19日、北千住の新店、「柳麺 マタドール」へ。 2022年6月21日一粒万倍日にオープン。2014-2015TRYラーメン大賞新人賞みそ部門1位の「みそ味専門 マタドール」が閉店して味噌味を封印、同時に牛骨縛りを開放、「柳麺 マタドール」としてリニューアル。オープン前々日のこの日レセプションが開催され、参加させていただきました。
「牛骨らぁ麺マタドール」について。岩立店主は柳麺 ちゃぶ屋、麺香房 天照、しおの風等で修行。大宮そごうの集合施設「ラー戦場」の第一回ラーメン職人オーディションにて優勝。2003年12月「ラー戦場」に「牛骨らぁ麺マタドール」オープン(閉店)。2011年7月21日、北千住「牛骨らぁ麺マタドール」オープン。2013年7月15日、「まぜそば専門 闘牛脂」オープン(マタドール定休日月曜のネクストブランド)。2013年10月10日「みそ味専門 マタドール」オープン。2017年4月26日「牛骨らぁ麺マタドール ANNEX」オープン(閉店)。そして今回「みそ味専門」が「柳麺」へリニューアル。店の場所は北千住駅東口徒歩約2分。東町商店街沿い。この日はまだオープン2日前ですが、店頭開店祝花は大至の柳崎店主から。オープン当日は花屋状態!主なメニューは、醤油らぁ麺1000円、塩らぁ麺1000円、こだわり醤油の卵かけごはん300円、鮭節とねぎ味噌のごはん300円、チャーシューご飯400円、他。店内は厨房前に真っ直ぐなカウンター7席、奥にテーブル席。カウンター1席毎にアクリル板の仕切り設置。消毒液は券売機横に自動噴霧器配備。先客カウンター中央に山路さん、遠くからでも分かる存在感とオーラはさすが!スタッフは岩立さん、店長さん、女性の3名体制。岩立ちさん、リニューアルおめでとうございます!屋号はやはり出身店の一つである「柳麺ちゃぶ屋」をリスペクトしてとのこと。BGMはポップス。箸は割り箸。卓上調味料は無し。お冷は、ウェットテッシュ、ペパーナプキン、紙エプロンはセルフで。そして待つことしばし「醤油らぁ麺」完成で~す♪白亜で逆釣鐘型の美しい器で着丼。具は注文毎に切り落とすチャーシュー、メンマ、青ねぎ。スープはさらさらの清湯醤油味。豚x鶏x魚介のハイブリットスープ。特に珍しい食材としては、さわら、鮭節厚削り等を使用。牛脂もほんの少量使用しているとのこと。豚出汁が強めでマタドールらしい油を巧みに使った淡麗ながらうま味がビビットに来る味わい。水鶏的な醤油が立ってキレッキレとは異なる、意識高い感覚とも違う、最新技術でラーメンらしさを研ぎ澄ましたような、一口目からうま味がほとばしって誰もが好きになる、そんな味わいですごく美味しい!麺は三河屋製麺製のストレート中太タイプ。切刃20番とか。ツルシコでしなやか。往年のちゃぶ屋の柳麺よりは太めな気がしますが雰囲気は似ています。「塩らぁ麺」マタドールURL入り、角度急めのボウル状の器で着丼。塩と醤油で器の形状が微妙に異なり、右の醤油が逆釣鐘型、左の塩がボウル型。具はチャーシュー、メンマ、青ねぎで醤油と同一。スープはさらさらの清湯塩味。醤油と塩でスープは同一、タレで味を変えているとのこと。月並みで当然ですが、醤油よりも塩のほうが出汁の厚さと旨みをダイレクトに感じられる仕立て。豚出汁も塩の方がより濃密に感じられて、うま味がグイグイ押し寄せる感覚。たれの深みとコクで旨みたっぷりにまとまった醤油も素晴らしいですが、出汁の素顔があらわになった、たたみ掛けるような旨みのある塩が今日のところは僅差でより好み。麺は醤油・塩で共通。おいしく完食!つけ麺・油そば・冷しはしばらくしたら限定で提供したいとのこと。牛骨の看板から解き放たれたマタドールがどれだけ飛翔するか楽しみです。ごちそうさまでした!柳麺 マタドール (214/'22)