2022年4月19日、恵比寿の新店「長命うどん 東京本店」へ。
2022年4月8日、仏滅ですが一粒万倍日にオープン。名古屋で創業109年(大正2年創業)、「うどん手帖」で全国名店50に選出、これまで愛知県内にしか出店したことのないうどんの名店が都内進出。うどんも好きで良く食べますが、うどんだけでは記事化は迷うところ。ですが、こちらは中華麺との相盛りを提供。とっても気になって潜入!
店の場所はJR恵比寿駅東口徒歩約2分。美容室initiate→美容室mahorobaと入れ替わった跡地。
ちなみにすぐ近くに、「551 蓬莱」創業者のお孫さんのお店「東京豚饅」が昨年11月にオープンしてますが、この日は18:10完売でした。
券売機は無く都度発行されるQRコードを読み取ってスマホでオーダーするシステム。注文の仕方がとっても複雑で予習必須。
■1.食べ方を選ぶ
かけ:温かい麺と温かいかけ汁
ゆつき: 温かい麺と温かいつけ汁
ころ:冷たい麺と冷たいかけ汁
冷やし: 冷たい麺と冷たいつけ汁
ぶっかけ:特性醤油のまぜ麺
■2.麺を選ぶ
うどん
中華麺
そば
きしめん
相盛りの2種ミックス、3種ミックスが可能で、例えばうどん・中華麺が「う中」、うどん・そばが「うそ」、きしめん・中華麺が「きし中」、うどん・そば・中華麺が「うそ中」。
■3.麺の量を選ぶ
小盛1玉
大盛2玉
特盛3玉
さらにトッピングを選んで注文。
画面がスクロール+項目をタップしてメニューツリーを画面遷移するのと、トッピング・天ぷら・ご飯ものなどはタブになってたり、小さな画面にとても高機能で複雑な画面構成で、慣れないと注文は大変。
ただ、迷ったらとても親切丁寧に教えて貰えるし、注文出来た時の達成感はハンパありません(^◇^;)
麺類・天ぷらの他に、夜限定で自家製練り天、味噌おでんを提供。ほとんどの方がおでんを注文してました。
なお会計は、食後に発行される伝票を精算機のバーコードリーダーにかざして精算するセルフレジ方式。
真新しい店内はピカピカで清潔で明るく華やかな雰囲気。席は厨房を囲む凹字型カウンター11席(3・5・3)、窓に向かったカウンター10席(4・出入口・6)、4人卓x2。
アクリル板はありますが脇に片付けられてる模様。消毒液は入口脇に配置。18:40頃到着で先客4、後客6。スタッフは全員女性で5名。
厨房横には製麺機が鎮座する製麺室。BGMはポップス。箸は洗い箸で資源環境に配慮。
卓上調味料はぷっかけ用の特製醤油、すり胡麻、S&Bテーブルコショー、一味唐辛子、八幡屋礒五郎一味唐辛子・七味唐辛子。
そして待つことしばし、「かけ・う中(うどん・中華麺)1玉+ささみ天」(990円)完成で〜す♪
今話題の吉野家の丼に似た模様の多様丼で着丼。
かけは本当にかけうどんで具はねぎのみ。
トッピングのささみ天は大きなささみ一枚肉を揚げたもの。別皿提供。柔らかく衣はサクサク、肉はしっとり。丼に投入して天ぷらうどんにしましたが、そのまま塩でいただいても旨そう。
うどんのつゆは鰹出汁のがっつり効いた無化調のあっさり和出汁。家で蕎麦打った時に混合節で摂る出汁とそっくりでニンマリ。いつまでも飲んでいられるような優しいおつゆでとても美味しい!
店内で打つ自家製手打ちうどんは断面が長方形のエッジの立ったストレート中太タイプ。ツルッツルで弾力のあるもちもちの好食感。当然ですがチェーン店とはクオリティの違いが歴然で、フレッシュで艷やかでみずみずしく、凛として堂々たる貫禄の旨さ。自家製麺の中華麺は中太で軽くウェーブの付いたタイプ。うどんのつるもちに対してシコシコとコシの有る食感でのどごしの良さが特徴。油のないうどんつゆでも仕立ての良い中華麺はしっくり合って旨いという新発見。
長命うどん 東京本店 (141/'22)