店の場所は淡路町・小川町・新御茶ノ水液A5出口徒歩約２分。路地裏の裏といった知る人ぞ知る的なロケーション。

入店するとまず券売機で食券購入です。主なメニューは黄金瀬戸内そば（並）1000円、瀬戸内煮干しラーメン（並）900円、焼豚玉子飯（フーフ付）たれ・あんかけ 各950円、梅ひじき飯・じゃこ飯 各350円、他。

訪店時「黄金瀬戸内そば」は売り切れで、「瀬戸内煮干しラーメン」のみ提供。食後お聞きしたところ、食材の確保が難しく現状15食位しか用意出来ず、開店から1時間程度で売り切れるとのこと。なんとしてもレギュラーメニューとしていつでも提供出来る様にする予定とのことですが。しばらくは11時台に来ないと難しそう。

店内は厨房前に真っ直ぐなカウンター4席、2人卓x4。カウンター1席ごととテーブル間に仕切り設置。消毒液は卓上にミニボトル配置。

19:40頃到着で終始ノーゲス貸切状態。スタッフは店主さんとキュートな女性の2名体制。BGMはジャズ。箸は紙袋入りの洗い箸。卓上調味料は無し。

そして待つことしばし「瀬戸内煮干しラーメン（並）」完成で〜す♪

光沢のある白い切立丼があらかじめセットされた丸い銀の受皿に着丼。

具は豚チャーシュー、鶏チャーシュー、じゃこ天、メンマ、青菜、海苔、きざみねぎ。じゃこ天がすこぶるおいし〜い！

スープはさらさらの清湯塩味。銘柄鶏の清湯と瀬戸内煮干しをふんだんに使用した無添加、無化調のWスープ。底まで見通せそうな透明度の高い清澄な出汁。塩も醤油も使用とのことですか、食味は紛れもない塩味。「煮干しラーメン」ですが、えぐみ、酸味、苦味、苦味、銀鱗、ガッツリ、ニボニボとは無縁な、あっさりはんなりすっきりさっぱり上品繊細たおやか清廉淡麗にして端麗な煮干出汁。ですが、出汁や塩味は決して薄いわけでは無く十分の塩味と旨み。食後しばらくつづく余韻も実にいいです。身体が喜ぶミネラル豊富そうなしみじみと沁み入る味わいですごく美味しい！

麺は古丹製麺製のほぼストレート中細タイプ。タイマーのゆで時間は確か1分。ツルモチで風味豊か。清廉なスープに適応性の高い麺がいい伴侶。

おいしく完食！当面ハードル高そうですが、機会があれば「黄金瀬戸内そば」いただいてみたいです。ごちそうさまでした！

瀬戸内中華そば 村上家（murakamiya） (125/'22)