こちらは昭和21年京都鴨川沿いにオープンした一軒のそば屋の味を復刻、現代風のアレンジを加えたメニューを提供するお店。

店の場所は小岩駅南口徒歩約2分。小岩中央通り沿い。こいわ家の向かい。雷神らーめん→まぜそば（麺）マゼローと入れ替わった跡地。

入店するとまず券売機で食券購入です。が、この日は「ただいまプレオープン中のため500円のボタンを押してください」と声がかかりました。

麺メニューは、豚塩油そば850円、豚かつお油そば900円、豚麻辣油そば900円円の3種類。それぞれ普通盛・大盛1.5倍同料金、特大盛2倍+100円。注文すると並盛か大盛か聞かれます。また、豚麻辣油そばを注文すると、「痺辛ですが大丈夫ですか」と確認が入ります。

店内は厨房を囲むL字型カウンター9席（短辺3・長辺4・間・2）。カウンター1席ごとに仕切り設置。消毒液は出入口側の窓枠に配置。

18:50頃到着で先客2、後客9で満席盛況の入りに。スタッフは男性2。お客さんが来ると、「いらっしゃいません」の代わりに「おいでやす」の挨拶。

箱テッシュはカウンター上。箸は割り箸。BGMはサザン縛り、みんなのうた、あなただけを～Summer Heartbreak～、など。 卓上調味料は唐辛子、酢、GABANコショー、花椒。

そして待つことしばし、「豚麻辣油そば（並盛）」完成で〜す♪

開口部が広く混ぜやすい蛸唐草模様の反高台丼で着丼。

具は肉味噌、卵黄、背脂、唐辛子粉、小口切り白ねぎ、みじん切り青ねぎ。

麺はストレート中太タイプ。しっかりと茹で上げてあって柔らかくもっちりとした食感。タレは豚肉の旨みが詰まったもの。辛味はトッピングの唐辛子粉とタレにラー油、山椒。ほどほどに辛いです。むっちりとした麺にとろみのある背脂効果で具が絡みまくり。油そばというより魚粉を抜いた台湾まぜそばな感覚ですがとても美味しい！

麺を食べ終えるとタレや肉味噌がたっぷり余るのでライス150円を追加豆乳したくなりますが半ライス100円があるといいかな。迷ってたら中待ちに発生したのでそのままおいしく完食！

元になった京都のお店が醤油味に鰹とのことで、「豚かつお油そば」が気になります。ごちそうさま！

油そば 京都太田中 小岩店 (121/'22)