2022年2月12日、池袋の新店「油そば 鈴の木」へ。
2022年2月10日、仏滅ですが一粒万倍日にオープン。店運をかけて、さいたま市のあまり便利とは言えない加茂宮の郊外から、都心の池袋へ移転。
「油そば SUZUNOKI」は、2017年4月27日加茂宮にオープン。ラーメンは好きだけど油そばが好きになれなかった。だから、好きになれる油そばを創ったという一杯。
「後をひくうまさ」がコンセプト。2021年12月22日、移転のため閉店。そして「SUZUNOKI」から「鈴の木」へと屋号を変更してでっかくオープン。
店の場所はメトロ池袋駅C1出口徒歩約1分。池袋乱歩通り沿い。
カフェ・バーサンフェルミン→香純→亜侍斗→火武偉→百勝→ちゃーはん屋→ハンバーグ&居酒屋ぶっふ→DRINK MARKET→スパイスらぁめん釈迦→久松→大丸ラーメンと入れ替わった跡地。
入店するとまず券売機で食券購入です。満席時もまず食券買ってから列ぶ方式。
メニューは、辛まぜそば850円、背脂醤油780円、塩780円、辛味噌850円、バジル850円、青ネギ・白ネギ・麺大盛100円。
おすすめは辛まぜそば、背脂醤油。辛まぜそばは辛さ★3、辛味噌は辛さ★2。バジルは和がマッチしたイタリアン。
店内は厨房を囲むL字型カウンター17席(手前から短辺3・長辺6・間・8)、4人卓x2、計25席。
移転前が8席ですから、なんと3倍以上のスケールアップ。席間にパーティション無し。消毒液は給水器横に配備。
13:10頃到着で店内満席中待ち2に接続。後客10名以上で途切れない中待ち。
店内待ち席丸椅子5脚は「VIP SEAT」と表示されていて、なかなか洒落たネーミング!
時折ホールスタッフさんから厨房へ、「VIP席○名様お待ちです」と声がかかります。
スタッフは厨房3、ホール担当1、男女合わせて4名。
店内至る所に、店主紹介、移転の決意、人生訓、店訓、スローガン等々いろいろディスプレイ。
BGMはジャズ。箸は「下からガッツリ混ぜる為の箸」という割り箸。
卓上調味料はクラフト粉チーズ、GABANブラックペッパー、辛ダレ、マヨネーズ、ラー油、酢。カウンター上におろしニンニク。
メニューによっておすすめの味変アイテムが記載されてるのは親切。ってか「カクヘン」って!?
そして待つことしばし「辛まぜそば」完成で〜す♪
食券回収から提供まで8分。行列が途切れない繁忙時間帯としてはいいスプリットタイム。黒い鳴門丼で着丼。提供時「下からガッツリ混ぜて下さい」と声がかかります。
具は辛味噌、チーズ、フライドガーリック、きざみ玉ねぎ、きざみ青ねぎ。
麺は断面が四角いもっちもちのストレート中太タイプ。器の底に多めの汁というかタレが沈んでいます。そのタレは、油そばの油というよりスープに近い感じ。そのため、汁多めのまぜそば感覚。
よく混ぜてていただくと旨みたっぷりのタレがもっちもちでぷりっぷりの太麺に絡んで、こりゃ美味しい!辛味ダレが溶け出してからのピリ辛も程よい刺激で旨みアップ。肉っ気が無いですが、不足をまったく感じさせない上手い味作り。味変ツールもいろいろあって、最後まで飽きずに楽しめます。
スープ状のタレがたっぷり残るので飯割したくなりますが、メニューに無いんですね。残ったスープ(タレ)は全然飲める粘度ですが、ここは堪えて我慢。
おいしく完食!もう一つのおすすめメニュー「パンチのある、ほどよいガッツリ系」という「背脂醤油」も気になります。ごちそうさま!
油そば 鈴の木 (54/’22)