2021年11月13日、荻窪の新店「らーめん 高尾」へ。
2021年11月11日、仏滅ですが「麺の日」にオープン。店主さんは「中華そばみたか」出身で、「一杯のラーメンで人を笑顔にしたい」がコンセプト。
「孤独のグルメ」原作者久住昌之さんが三鷹在住時代に惚れ込んで通い詰めて小説化した伝説の名店が1952年(昭和27年)創業の「中華そば 江ぐち」。2010年1月31日、惜しまれつつ閉店。お弟子さんがその味を受け継ぎ同じ場所・同じ値段・同じ味で2010年5月1日開業したのが「中華そばみたか」。
さらに「中華そばみたか」の味を受け継ぐのが「らーめん 高尾」で、「中華そば 江ぐち」からの味を継承というストーリー。店頭とメニュー裏のフライヤーに、『三鷹で約70年もの人気を誇る「中華そば みたか」』とあるのは、「江ぐち」創業から数えてですね。
店の場所は荻窪駅南口徒歩約4分。荻窪南口仲通り商店街沿い。中華料理新京の跡地。定刻ちょっと前到着で一番海苔〜wまだ早いかなと辺りを散策して10分前戻ったら先客2。
定刻1分前ちょい早開けオープン。入店すると「お好きな席へどうぞ」と声がかかります。
券売機は無く後会計制。主なメニューはらーめん500円、ワンタンメン650円、チャーシューメン750円、ワンタンチャーシューメン850円(11月中100円引き)、味噌ラーメン600円(日曜限定・辛さ調節可能)、トッピング玉子・メンマ・もやし・ワカメ 各50円、他。玉子はデフォ固ゆでで、リクエストすれば半熟も可能。
店内は厨房を囲むへの字型カウンター9席、奥の丸テーブルは訪問時未開放。背後霊的に壁沿いに中待ち席4席、以降4名程店内で立ち待ち可。開店後待ち席まであっという間に満席、外待ち発生。後続にロバオさん、お久しぶりっす(^_^)
BGMはJ-POP、桜坂の女性ボーカルによるカバー、For youとか♪箸は割り箸。卓上調味料はラー油、酢、白胡椒、七味唐辛子、醤油。
そして待つことしばし「ワンタンメン」完成で~す♪
チャーシューワンタンメンだとそれだけでお腹一杯になりそうだったのと、ワンタンが気になってチョイス。修行先の器と良く似たフォルムの高台丼で着丼。
具はワンタン、メンマ、なると、きざみねぎ。ワンタンは具のないツルッとした食感を楽しむ皮ワンタン。驚くほどたっぷり入り。麺と同様にひらざるによる湯切り。
チャーシューメンにしないとチャーシューが入らないと思ってたら、ワンタンの層の下から可愛いチャーシュー片が出てきました。
スープはさらさらの清湯醤油味。鶏ベースの王道で昔ながらの東京醤油ラーメンのまさにその味。ノスラーを今の食材と調理法で丹念に作った、そんな味わいですごく美味しい!
自家製麺という麺はストレート中細タイプ。平ざるによる巧みな麺上げ。ツルシコ食感で麺は昔ながらと言うより現代風。ですが、どこか懐かしいスープとの相性はバッチリです。
おいしく完食!「中華そば みたか」には確か無かった、日曜限定の「味噌ラーメン」が気になります。ごちそうさま!
らーめん 高尾 (363/’21)