2021年7月23日、辻堂の新店「匠人いとう」へ。
2021年7月1日プレオープンスタート。日本全国の厳選食材を使用した無化調・自家製麺でデフォが1300円というお店。支那そばや くぼ田@鶴ヶ峰の後、迷走してフラレたりして結局こちらへ。
店の場所は辻堂駅南口徒歩約5分。細い路地の奥のこんなところに店がっていうロケーション。
入店するとまず、スタッフさんから検温と自動噴霧器での消毒を求められます。その後で券売機前でメニュー説明があって、それから食券購入です。
主なメニューは醤油らーめん1300円、塩らーめん1300円、担々麺1300円、えび塩らーめん1350円、他。
この日は担々麺が売り切れ。プレオープン中につき1品サービスあり。この日はチャーシューか土鍋炊きごはんいずれか、券売機の「無料」ボタンで選択。
券売機上にはトッピング食材の紹介とTOKYO X販売店指定証掲示。
店内は奥突き当りが厨房で手前が客席スペース。席は、壁に向かったカウンター5席、反対側の壁カウンター5席。カウンター1席ごとに障子みたいなパーテーション設置。
14:50頃到着で先客2、後客なし。程なく昼の部クローズで図らずも自分がラス客に。
スタッフは厨房に男性2、ホール担当女性2。使い捨てのマスクケースがあるラーメン店は本丸亭川越店以来。
BGMはジャズ。箸は割り箸。卓上調味料はなし。お冷代わりのお茶は薄いですが冷たいジャスミン茶。
そして待つことしばし「醤油らーめん(プレオープンサービスチャーシュートッピング)」完成で~す♪
店名ロゴ入りの逆釣鐘型の器で着丼。
寄せ木細工の様な加工の巨大なトレーが圧巻で必見。実はうちにも結婚式の引出物で貰った多分同じものがあって、見事な細工ですがデカすぎて使っていません^^;
具はロースとバラのチャーシュー各1、黒豚・島豚・TokyoXのいずれか仕入れにより異なるとのこと、穂先メンマ、白髪ねぎ、三つ葉。
スープはさらさらの清湯醤油味。鶏と豚のブレンドスープ。カウンター掲示の食材一覧によると純系名古屋コーチン、藤沢軍鶏、山水地鶏、比内地鶏、かごしま黒豚、帆立、焼きアゴ、鯖煮干し、鯛煮干し、羅臼昆布、真昆布、椎茸、白エビ使用。水は逆浸透膜による純水。醤油は6種類。確かに深く濃いうま味が濃密でキレとコクが両立した味わい。いい食材を揃えればうまくなるとは限りませんが、これは確かにディテールまで突き詰められた緻密な計算と丁寧な作業が感じられる味。すごく美味しい!
麺はストレート中細タイプ。北海道産はるゆたか、きたほなみ、ゆめちから、北のかおり等をブレンドして使用。麺の香りも強くて鮮烈なスープと個性的な麺が高次元で調和。旨いです。
頃合いで「デザートの杏仁豆腐です」と予想外の一品登場。下が透明なジェル状になってる!?って驚きましたが、単に上げ底でした(;^ω^)
黄色い杏仁豆腐は珍しいですね。旨いですが杏仁の香りはあまりせず、なめらかでとろけるような食感はプリンの様でした。
おいしく完食!価格相応のハイグレードな一杯でした。お手軽感はありませんが、機会があれば塩や担々麺も試してみたいです。ごちそうさま!
匠人いとう (234/’21)