2021年5月16日、新白岡の「食煅 もみじ」へ。
未食メニュー狙いと再確認で約2年ぶりに訪店。
食煅 もみじは2019年6月12日新白岡にオープン。店主さんは麺屋武蔵グループで14年修行、店長などを経て独立。
2019-2020 第20回TRYラーメン大賞でTRY新人大賞総合第4位、TRY新人賞しょう油部門第1位、TRY新人賞しお部門第4位、TRY新人賞つけ麺部門第1位受賞と各部門を席巻。
2020-2021 第21回TRYラーメン大賞で名店つけ麺清湯部門第8位受賞。
店の場所は新白岡駅約2.7km。そば処 しぶやの跡地。はっきり言って畑のど真ん中。駅から遠いですが駐車場は敷地内に17台。
待ちはリストに名前と人数を書く記帳式。40分前到着で先客10組。定刻過ぎには駐車場が満車で引き返す車多数。
主なメニューは中華そば800円、塩そば800円、つけそば900円、味玉100円、角煮飯350円、他。過去には冬季限定味噌そば、夏季限定冷し小麦つけそば(醤油・塩)、大蛤そば等販売。
定刻にオープン。オープン時8組まで入店。11組目の自分たちが着席できたのは36分後で、到着から1時間弱待ち。
店内は天井が高く古民家を改装したようなシックで落ち着いたインテリア。
席はテーブルとカウンターで計24席。消毒液は入口前、券売機、各席と要所要所に配置。
調度品が大変凝っていて厨房前の古い大きな箪笥がとその上の瓢箪やカエルが目を引きます。奥壁面の巨大な壁画はラーメンを作ったり食べたりするカエル、全匹異なります。
テーブル席とカウンター席で椅子が異なったり、湯呑のデザインがみんな異なったりディテールまで徹底したこだわりが伺われます。
BGMは女性ボーカルのモダンジャズ。箸は割り箸。箸箱は未使用で都度紙袋包装のものを提供。
卓上調味料はミル入り粒黒胡椒、酢、辛揚げ(辛い揚げ玉)。
そして待つことしばし「味玉中華そば」完成で~す♪
美しいシェイプの玉丼が、割り箸、レンゲとともにトレーに載って着丼。
具はチャーシュー、枕木型メンマ、青菜、味玉、もみじ型の昆布、笹切りねぎ。以前の微塵切りねぎは笹切りねぎに変更された模様。
スープはさらさらの清湯醤油味。スープと麺撮影済んだと勘違いして味玉割ってから気づく(・ω・)コク深く味わい深くソリッドで鮮烈、以前より凄みが増した印象。無化調とは思えない旨みに溢れた一杯ですごく美味しい!
自家製麺の麺はストレート中細タイプ。しなやかでなめらかで適度なコシもあって美味いです。
「塩そば」
今回初体験。器の柄はもちろん醤油とは異なります。
具はチャーシュー、メンマ、麩、きざみ青・白ねぎ。
スープはさらさらの清湯塩味。比内地鶏にゲンコツ、利尻昆布・伊吹いりこのスープは醤油と同じですが、魚介を効かせた塩ダレで出汁の旨味が優しく広がります。インパクトはありませんがじんわりとと沁みる味わい、美味いです。
麺は醤油と共通。
「つけそば」。一緒に添えられるのは以前なかった柚子ペースト。ちょっと辛くて柚子胡椒とは違いますが柚子胡椒的な薬味。
麺には海苔の出汁がかけられています。
2度目ですがオムライスの様な麺の盛り付けが一段とブラッシュアップ。麺は全粒粉配合の平打ち縮れタイプ。
つけ汁はさらさらの清湯醤油味。つけ汁の具はサイコロ状のチャーシュー、メンマ、三つ葉。
麺を浸して啜ると、比内地鶏の旨味と濃いめの醤油ダレに極上の啜り心地の麺が相まって、清湯ながらパワフルに麺がグイグイ進みます。
スープ割りはポットで提供される割りスープをセルフで。好みの濃さに割れるのがいいです。スープ割り後もほっこりニッコリする旨さ。
「角煮飯」こちらも初食。ご飯の上に巨大な角煮が鎮座してタレがかかっています。角煮は箸で切れるほど柔らか。とろける脂まで旨くてたまりません!角煮に「つけそば」の柚子ペーストをつけていただくとまた極上です。
おいしく完食!パーフェクトなランチでした。また来ます。ごちそうさま!
食煅 もみじ (144/’21)