2021年5月15日、北府中の新店「中華蕎麦 ひら井」へ。
2021年5月10日オープン。野猿二郎出身の店主さんによる自家製麺、話題沸騰のお店。
店の場所は国分寺駅南口約1.3km、北府中駅約1.4km。東八道路と国分寺街道の交差点近くの国分寺街道沿い。
横浜ラーメン山賊→中華そば神の島→中華そばすみれ食堂と入れ替わった跡地。
40分前到着で先客4に接続。ちなみに外待ち席3。すぐ後に尾瀬君、マッハさん。後続に某店店主さん、青木チャンプなど、業界関係者多数。
店頭には開店祝花、中華蕎麦生る、麺家半蔵・麺者すぐれ、ラーメンきら星、つけ麺舞から。
最初に食券を買ってから列ぶルールで、開店前でもドアが開いてて食券機は稼働中。
主なメニューはつけ蕎麦並1000円、中華蕎麦並800円、味噌つけ蕎麦並1000円、辛つけ蕎麦並1000円、汁なし蕎麦並1000円、他。チェーシュー麺にすると炭火焼きのバラ・肩ロース、低温調理の肩ロースの3種トッピング。麺量は中華蕎麦並140g大210g、つけ蕎麦並250g大375g特大500g。
つけ蕎麦は少なめ180g半分125g可。少な目・半分は味玉・海苔・九条ねぎの1品サービス。味噌つけ、辛つけ、汁なしは休止中。当面の間店内連食不可、連食の場合は列びなおしとのこと。
定刻約2分遅れでオープン。入口のドアノブは骨。店頭の木札は「春夏冬中」=秋無い中→商い中
店内は厨房を囲むL字型カウンター7席(4・3)、奥に4人卓x1。奥突き当りに製麺機設置の製麺室。
店内は厨房を囲むL字型カウンター7席(4・3)、奥に4人卓x1。奥突き当りに製麺機設置の製麺室。
BGMはJ-POPとポップスの和洋ミックスで店主さんのコレクションかな?口開けのウエルカムソングはSugarの「ウエディング・ベル」で「くたばっちまえ!ア~麺」♪
箸は割り箸。卓上調味料は無し。ですが、券売機上に黒胡椒、一味、白胡椒。
そして待つことしばし「中華蕎麦 並」完成で〜す♪
つけ蕎麦と比べて中華蕎麦が圧倒的に提供が早く、先2杯のつけ蕎麦をワープして着丼。ただ2名以上で中華蕎麦とつけ蕎麦の同時注文の場合、つけ蕎麦に合わせて同時提供になるように調整されてました。
具は分厚いカットの炭火焼きバラチャーシュー、メンマ、海苔、九条ねぎ。
スープはさらりとした白湯醤油味。魚介不使用、鶏豚牛の動物性スープ。メインが豚で鶏が甘みと軽さを、牛がベースを担うロール。羽が生えてて足腰が牛のボディが豚といった構成。最初にズバッとうま味のインパクトがあって、そのアタックが連鎖的に最後まで続く感覚。ベラボーに旨くて不便な場所ながら長い列びも納得。強烈に惹きのある魅惑的なスープですごく美味し!
自家製麺の麺はストレート中細タイプ。北海道産「春よ恋」、「はるきらり」を使用。低加水で張力の強いサクサク食感。濃厚なスープとの取り合わせも申し分なく、ラストまでひたすらウマいです。
「つけ蕎麦(並→麺少な目に変更、少な目サービス:味玉)」
列び直して約45分後にご対麺。小皿に日替り薬味2種(薬味・柑橘)の塩とカットレモン。提供時「最初に塩で麺だけ食べて、最後にレモンを麺に絞って下さい」とのこと。
つけ汁はラーメンスープをとことん煮詰めたようなドロドロ濃厚タイプ。つけ汁の具はチャーシュー、九条ねぎ。
麺はストレート極太タイプ。三重県産「あやひかり」、九州産「チクゴイズミ」、北海道産「春よ恋」の石臼挽き全粒粉粉使用。麺の下に竹すだれが敷いてあります。麺はガチムチではなくしなやかで適度な弾力とコシ、なめらかさと艶やかさがあって、塩でいただくと小麦の甘さと風味が立ってウマい!
重層的な旨味と奥行きを追求したというスープはつけ蕎麦のつけ汁でその特徴がより明確に表出。ムチムチな麺を浸して啜ると旨味のビッグバンが弾けて口福が広がります。
味玉はゆるめの半熟タイプ。提供直前だし汁から出されてゆで湯で一瞬湯煎。黄身の濃厚な味わいが楽しめます。
割りスープはカウンター上のポットからセルフで。
あご出汁でしょうか?癖の強い特徴的な魚介出汁で、濃厚な動物性つけ汁を一気に和風にシフトさせてくれます。
おいしく完食!味噌つけ、汁なしに興味津々。列びは長いですがまた来たいです。ごちそうさま!
中華蕎麦 ひら井 (142/’21)