2021年3月2日、日向和田の新店「Ramen FeeL」へ。
2021年2月28日オープン。飯田商店初の公認独立店。初日・2日目は9時で整理券終了という凄まじい人気っぷり。3日目5:40頃到着で待ち客15ほど。整理券は一人5枚まで。整理券1枚=1名ではなく1枚=1杯というシステム。連食の場合2枚貰います。結局12:20再集合の券をゲット。一旦撤収して時間前に再度お店へ。
店の場所は日向和田(ひなたわだ)駅徒歩約10分。日向和田駅は青梅線青梅駅で乗り換えて1時間に2本の電車で奥多摩方面へ2駅目。
駐車場は店頭に2台分と店舗向かって右に約10台分。列びが多いと店頭は停めづらいかも。
店頭にはおびただしい数の開店祝い花。
気づいた所では、飯田商店、めん処久太、温もり中華そば銀河、蔦、四つ葉、TRICK、udon agata、すぎ本、維新、鴇、一番いちばん、
天国屋、GOTTSU、中村麺三郎商店、しば田、トイボックス、くろ喜、Ramen noodle Lab Q、想〜SOU〜、担々麺杉山、青森中華そばオールウェイズから。
この日は開店前に整理券が出尽くすことはなく、14:20以降は列べばOK。
券売機はなくメニューブックを見て注文、食後レジにて会計制。
メニューは醤油らぁめん1100円、わんたん入り醤油らぁめん1350円(肉わんたんx2追加)、塩らぁめん1100円、わんたん入り塩らぁめん1400円(エビわんたんx2追加)、
トッピング肉わんたん250円、エビわんたん300円、焼売飲茶セット400円、日替わりおにぎり150~300円。
NIPPON RAMEN RIN TOKYO、酒田らーめん花鳥風月、中華蕎麦きつね、麺SUZUKI、他から。
店内は厨房前に真っ直ぐなカウンター5席、4人卓x3。スタッフは厨房・ホールに男女合わせて8名。麺上げ・スープ・盛り付けと一通り担当されているのが店主渡邊さん。
心づくしのホスピタリティ溢れる接客は女将さんでしょうか。将太さんは本日も外で訪れるお客様にご挨拶。
渡邉店主から丼の説明をしていただきました。醤油用は家紋、湯河原の町、醤油蔵?等を手書きで書いていただいた手のこんだ銘品。塩用はシンプルに美しいデザイン。
BGMはポップス。箸は洗い箸でエコ仕様。卓上調味料は無し。レンゲは提供直前に配置。連食の場合箸とレンゲが毎回取り替えられます。
そして待つことしばし、「わんたん入り醤油らぁめん」完成で~す♪
具はかすみ鴨チャーシューと部位の異なる豚チャーシュー、枕木型メンマ、肉わんたんx2、三つ葉など。
スープはさらさらの清湯醤油味。鶏ベースで飯田商店の醤油らぁめんを彷彿とさせるテイストながら、多彩な食材の織りなす深みを感じさせる味わい。一啜りごとに旨さがしみじみと沁み渡ります。偉大な師匠のコピーではなくオリジナリティも感じる装いですごく美味しい!
麺は師匠から譲り受けた製麺機で打った自家製麺のストレート中細タイプ。しなやかでなめらかで柔らかいのに弱さを感じさせないシフト。啜るのが実に心地よくこれぞシルキーといった食感。
「わんたん入り塩らぁめん」
具は地鶏のチャーシュー、薄切り豚チャーシュー、海老わんたんx2など。醤油と塩で具をすべて違うものにするというこだわりよう。
スープはさらさらの清湯塩味。鶏の出汁の卓越したうま味はもちろんですが、塩だれの豊富なミネラルを感じさせる味わいが素晴らしいの一言、豊潤で繊細な奥深い味でとんでもなく美味しい!
麺は中細縮れタイプ。醤油と塩で器も具も麺まで変えるという徹底ぶり。この麺のチュルっとした食感が特徴的で飯田商店との違いを印象づけます。
追加の海老わんたん。肉わんたん・海老わんたん共にそうですが、餡がみっちり詰まって大きめ。皮がしっかりとしていて、ツルッというより頬張っていただくタイプ。肉わんたんの旨味の詰まったジューシーさ、海老わんたんのぷりっぷりさ、どちらもたまりません!
「焼売飲茶セット」。焼売は最近流行りのジャンボサイズではなく適度なスケール。何も付けずにそのままでいただきます。柔らかくふんわりとした食感で肉の旨味が詰まっています。セットの台湾茶は烏龍茶と思いますが、ジャスミン茶の様な芳しい香りと甘さがあります。
「日替わりおにぎり」、「今日のおにぎり」は「しらすおにぎり」200円。おにぎりというかにぎっていない「おにぎらず」スタイル。しらすとみじん切りのねぎの混ぜごはん。しらすが美味しくてこれは家でもやってみたい!
おいしく完食!つけ麺が始まるのがほんとすごく楽しみです。ごちそうさま!
Ramen FeeL (63/’21)