2020年10月17日、新横浜ラーメン博物館の新店「淺草 來々軒」へ。

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2020年10月14日大安にオープン、ラーメン史を語る上で欠かせないレジェンドのお店が復活。試食会に行けず泣き濡れた夜のリベンジw

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淺草 來々軒は明治43年創業。これまで日本初のラーメン専門店とされてきましたが、ラー博は調査結果により、日本のラーメンブームが始まったお店と発表。

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どちらにしても淺草 來々軒がラーメンの発展に対して成し遂げた偉大な功績は変わらず。

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今回のお店は、ラー博が調査・裏付けを行い、支那そばやが再現・運営を実施、來々軒の末裔が承認するというスキーム。

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開館30分前到着でラー博入口前には既に長蛇の列び。15分前に窓口とゲートがオープン。

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入館前に一人ずつ検温するシステム。

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入館後オープン時間(この日は11:00)までは1F館内で列を作って待つシステム。定刻になると階段前のゲートが開いてラーメンの街へ。

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過半数の人がやはり「淺草 來々軒」でしたが、結構館内に散ったのは意外。帰る頃には「淺草 來々軒」20分待ち、「利尻らーめん 味楽」は1時間待ちでした(驚)

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知り合いにもきっと遭遇するだろうと思ってたら、真後ろにあまさんsomenmanさん、ず~っとまったく気づかずすみませんm(_ _)m

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館内BGMは「いつでも夢を」とか、懐かしの昭和歌謡♪

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開店祝花は、ちばき屋、明星食品、ラー博館長、蜂屋、ラー博ラーメン店オーナー会、支那そばや、麺処味龍、すぎ本、すみれ、

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中華そばみのる、Ramen Free Birds、ワンタンメンの満月・つけ麺俺道・酒田ラーメン花鳥風月、大砲ラーメン、]

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麺匠八雲・沙羅善、らぁ麺や嶋、らぁ麺やまぐち、佐野JAPAN、ドェイタリアン。麺や食堂、我武者羅、他。

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列が進んで店頭へ、入店前にまず券売機で食券購入です。

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主なメニューは、らうめん(機械打ち麺)930円、らうめん(青竹打ち麺)※1日100食限定1100円、シウマイ(1個)150円、他。

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かつての來々軒では、昭和5~6年頃まで青竹打ちの手延べ麺で、昭和10年頃には機械打ち麺になったとのことで、再現では、1日100食限定で創業当時の青竹製法麺、それ以外は機械製麺で提供。

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店内は厨房前に真っ直ぐなカウンター7席、6人卓x2、壁に向かったカウンター2席。あまさんのカウントm(_ _)m

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6人卓は向かい合わせの真ん中に大きなアクリル板を設置。スタッフの女性は、昔の女給イメージのコスチューム。箸は割り箸。卓上調味料は無し。

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そして待つことしばし「らうめん(青竹打ち麺)」「シウマイ」完成で~す♪

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有田焼の窯元「李荘窯」により110年前の創業当時さながらに、5つの唐子が描かれて復刻された器で着丼。

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具は直火の吊るし焼き叉焼、台湾産の乾燥品を1週間かけて水で戻し味付けしたメンマ、小口切りねぎ。

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スープはさらさらの清湯醤油味。国産の豚・鶏・野菜に昭和初期ごろから使用し始めたという煮干を使用。懐かしくて丸くて優しくて、確かにこんな味だったろうなと味覚と思考にすんなり入ってくる味わい。110年前の味を雰囲気を残しながら現代に受け入れられるテイストとして再構築したスゴ技に驚嘆と称賛しかありません。ありそうでちょっとない味ですごく美味しい!

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麺の小麦は当時使用していた「赤坊主」の後継品種群馬県産「さとのそら」を使用。佐野ラーメンと同じ(というか佐野ラーメンの方が後)青竹打ち麺。もっちもちでぷりっとした食感が、素朴で食材の旨味に溢れたスープと激マッチング。

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「シウマイ」は当時「らうめん」、「ワンタンメン」と並ぶ「來々軒」の看板メニュー。当時と同じ1個60gのボリュームを再現。肉肉しくて、肉らしいほど肉いやつ。ウマイシウマイウマイ!

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おいしく完食!機械製麺の「ワンタンメン」も食べてみたいです。ごちそうさま!

淺草 來々軒 (318/'20)

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