2020年9月26日、亀戸の新店「Tsurumen Tokyo」へ。
2020年8月30日オープン。BOSTONからの逆輸入店。土曜日は通し営業という情報を頼りに中途半端な時間に人形町の新店に向かうもやって無くて、土曜も昼夜2部制かなと夜の部開始時間過ぎまで待っても開かず、諦めてハードル高過ぎてやはり諦めモードだったこちらへダメ元でアタック。
鶴麺は大阪で行列の絶えない人気店。「Tsurumen Davis」としてボストンへ出店して人気沸騰、その様子は情熱大陸に取り上げられました。オープンから1000日で営業を終える期間限定店で1日2時間のみの営業。
Tsurumen Tokyoはコースでの提供がメインで完全予約制。予約なしの場合、空いていればラーメン単品のみでの提供は可能。
店の場所は亀戸駅北口徒歩約10分。蔵前橋通り沿い。天神家→亀戸ラーメン→下町お好み食堂→壱兎家→麺やわたると入れ替わった跡地。18:20頃到着で1席のみ空き。休日夜はほぼ予約でいっぱいだそうで、こんかいはたまたま空きがあったとのこと、ラッキー!
券売機は無く後会計制。メニューは、コース(Seasonal Salada of herbs and leafy Vegetables, Matsutaka Won-ton plate, A bowl of microcosmos ramen, 〆-rice)3800円、Matsutake Won-ton ramen 1800円。
サラダに使う野菜は広島県の梶谷農園の無農薬ハーブを使用。下はドリンクメニュー。メニューすべて価格は税込み表記。ドリンクはマストではなくチャージも無しと良心的。
店内は奥が厨房で手前が客席スペース。席は奥に長い真っ直ぐなカウンター6席、4人卓x1。カウンターは1席ごとにアクリル板で仕切られています。さすがに予約無しで入ってくるお客さんはいません^^;
スタッフは店長さんモデルかってくらい美しい女性スタッフさん、2名体制。最初にひえひえのおしぼりが提供されます。
これから製麺機で麺を切りますという説明があって、予め圧延して1日寝かした麺帯を見せてくれます。
そして小野式製麺機での麺切りショー。
Tsurumen Tokyoの麺切りパフォーマンス。麺帯から麺を切り出すと盛大な拍手が巻き起こります pic.twitter.com/CimXjCggMX
— いけ麺 (@ikemen3) September 30, 2020
予約無しで入店して麺切りを見れるのはかなりレアで、ツイてますね~とのこと、持ってる!?
切りたての麺もそばで見せてもらえます。1人前120~130gだそうです。
BGMはポップス。箸は割り箸。卓上調味料は無し。
そして待つことしばし、「Matsutake Won-ton ramen(松茸ワンタンラーメン)」完成で~す♪
白いシンプルな反高台丼で着丼。コースの「A bowl of microcosmos ramen(丼一杯の小宇宙-マイクロコスモス-ラーメン)」と同じだそうです。
具はチャーシュー、穂先メンマ、ワンタン、三つ葉。
スープはさらさらの清湯醤油味。淡海地鶏のスープに干し椎茸の一番出汁を合わせて、タレは野尻醤油の2年熟成木桶仕込み。むらさきがキリッと立って凛とした風合い、松茸の香りが鮮烈で芳醇。鶏出汁と鶏油のうま味も素晴らしく、まさに小宇宙を具現化。夢心地になる味わいですごく美味しい!
麺は平打ち中太縮れタイプ。切り出した時はストレート麺でしたが、手もみでしっかりとした縮れを加えています。佐野ラーメン風のもちもちっとした食感で、啜り心地が抜群に良いです。ウマいですね~!
トッピングのチャーシューは霧島高原ロイヤルポークの肩ロース。ワンタンはの具は淡海地鶏のミンチと出汁を摂った松茸。いずれもハイレベル。
おいしく完食!200日ごとにラーメンが変わるそうで、さらなる高みが期待できそう。ごちそうさま!
Tsurumen Tokyo (299/’20)