2020年8月21日、「らぁ麺 飯田商店」へ。
OMAKASEの死闘を制してなんとか貴重な予約をゲット、一路勇躍湯河原へ。余談ですが、8/18のOMAKASEは20分で1週間分の席が埋まりました。
とまれメニュー一新後初の訪店ですごく楽しみに。
ただこの日は高速道路が2箇所の事故渋滞を含むとんでもない大渋滞で、以前2時間で到着した同じルートが結局所要時間3時間40分。途中休憩入れても十分余裕で出たつもりが、走りっぱなしでもちょっと遅刻する事態に。キャンセル料払って出直す覚悟で到着しましたが、遅れそうな旨事前に一報入れていたこともあってか、スタッフさん皆さん実に親切に対応していただきました。ほんとうにありがとうございます!
湯河原の本店へは約3年ぶり。以前は9:30到着で6番の整理券と列びがそこまで凄くはなかったですが、その後7時台でその日の整理券が終了する状況に。本店のハードルが高すぎて、沼津店や通販で空隙を埋める日々でした🍜 将太くんお久しぶりです!本店店内は原則料理以外撮影禁止に。
そして待つことしばし「し ょうゆらぁ麺」完成で~す♪
家紋入りの反高台丼で着丼。ちなみにお盆や箸にもロゴ入り。
具はチャーシュー2種、メンマ、海苔、九条ねぎ。提供時チャーシューの説明がありましたが、テンション上がりすぎ興奮しすぎて聞けてませんでした
スープはさららさの清湯醤油味。以前の鶏と水だけの出汁から豚も加わって厚みと奥行きが飛躍的に増した印象。以前のスープで比類なき完成度と思ってましたが、それを軽々と凌駕して異次元のクオリティに。繊細で緻密で濃密で奥行きのあるほとばしる出汁感。芸術作品の域ですね、素晴らしい!そしてすごく美味しい!
自家製麺の麺はストレート細麺。なめらかでシルキーで官能的なすすり心地。食べれて良かったといろいろなことに感謝!
「しおらぁめん」。ちなみに今回は3人で3杯注文。
しょうゆらぁ麺とは器の色が異なります。
具はチャーシュー2枚、メンマ。しょうゆらぁ麺の海苔・九条ねぎに変えて白髪ねぎ。
スープはさらさらの清湯塩味。醤油のストレートに分かりやすくたたみかけるようなうま味の奔流と比べると、塩は徐々にじわじわ右肩上がりにうま味が立ち上がっていく感覚。陶然と酔いしれるような出汁の流れが感じられてこちらも激ウマ。
麺もやはり素晴らしくほれぼれとさせられます。
「つけめん(しょうゆ味)」。つけめんはしお味・しょうゆ味から選択とのことで醤油をチョイス。つけめんの場合はお盆が通常のものより幅広のタイプに交換されます。
最初に薬味の九条ねぎ、酢橘、わさびが登場。九条ねぎは温かいつけ汁に入れて下さいとのこと。
麺は2種類、細い麺と茶色い全粒粉入りの中太麺。細麺は従来の「サッとつけて、ズバッとすする」のに適したタイプ。全粒粉入の麺は風味が素晴らしくて麺単体で啜っても美味。麺皿の具はチャーシュー2種と海苔、チャーシューの説明もありましたが、1つは東京Xでもう一つは失念。
つけ汁は2種類。鶏豚出汁に鶏油の温かいつけ汁と、湯呑?お猪口?に入った盛り蕎麦のつゆのような鰹出汁に醤油の冷たいつけ汁。麺2種xつけ汁2種で4通りの組み合わせが楽しめて、さらに薬味をつけて、楽しみ方のバリエーションがますます拡大。
ストレスフリーでいくらでも啜れる無限つけ麺とはまさにこのつけめんのことで、麺が無くなるのが惜しいほど。
途中で、薄切りシャブ豚チャーシューと濃密出汁の昆布水が提供。薄切りシャブ豚チャーシューは温かいつけ汁に、濃密出汁の昆布水は麺にかけてとのこと。どちらも超が果てしなく付くほど旨くて、最高としか言いようがなく!贅沢なコース料理を食べた気分ですごく美味しい!
開始がやや遅れたため、お出汁割りはタイムアウトで残念ながら断念。おいしく完食!OMAKASEの席料に加えて、リニューアル後の価格改定からさらにプライスアップされてますが、揺るぎない満足感で存分に堪能できました。唯一残り時間が気になってかなり忙しかったので、次回はもっとずっと余裕を持って移動しようっと。ごちそうさま!
らぁ麺 飯田商店 (252/’20)