020年6月13日、虎ノ門ヒルズの新店「てんせんめん」へ。
2020年6月11日オープン。中華そば勝本が放つ新ブランド。3F「虎ノ門横丁」でらーめん2軒中華そば勝本→鮎ラーメンプラスを堪能した後B1Fへ。
こちらは、中華そば勝本@水道橋の神田勝本@神保町、銀座八五@銀座に次ぐ4・5号店で、虎ノ門ヒルズビジネスタワーに2店同時オープンしたうちの1軒。
6月11日オープンの1店は3階「虎ノ門横丁」に中華そば勝本、2軒目はB地下1階に「てんせんめん」。
店の場所は虎ノ門ヒルズB1Fレストラン街。目玉スポットの3F「虎ノ門横丁」は入場規制がかかるほどの大人気ですが、こちらは注目度は高くないためか空いてます。
券売機はなく後会計性。主なメニューは、味噌担々麺(清湯)1000円、味噌担々麺(濃厚)1000円(近日発売)、パクチー50円、ご飯(小)100円、他。注文すると「パクチー大丈夫ですか?」と聞かれます。パクチーは追加トッピングにもありますが、デフォで入っているそうです。
店名「てんせんめん」の由来は、ロシア出身の画家ワシリー・カンディンスキーが60年以上前に説いた理論で、点と点が繋がると線に、線の重なりが面にという考え方。
店内はアートのコンセプトをモチーフにしたインテリアを採用し、芸術作品を展示。
店内は厨房を囲むL字型カウンター11席(6・5)、アーティスティックな壁に向かった逆半円型カウンター9席。「間隔をあけてお座りください」シートを1席おきに置いて、蜜を回避。
19:50頃到着で先客2、後客なし。スタッフは男性5名。BGMは多分映画「タイタニック」のサントラ。箸は割り箸。卓上調味料は無し。
そして待つことしばし、「味噌担々麺(清湯)」完成で~す♪
懐石料理のお膳の如く白木のトレーに載って着丼。
具はたっぷりの白髪ねぎ。山盛りのねぎの脇から美しく整えられた麺線が印象的。
そしてねぎの下にはこれまた大量の肉味噌が隠れていて、プチサプライズ。
スープはさらさらの清湯味噌味。ビジュアル的には淡麗醤油味にしか見えず、ルックスと味のギャップにまたしても驚かされます。さらにあっさりはんなりさっぱりたおやか繊細ながら、紛れもない味噌味という、ちょっと他にないオンリーワンな味わい。胡麻、痺、辛さは控えめながら凛として存在を主張。
中盤から後半にかけて肉味噌が徐々にスープに溶け出して、味わいが濃い口でインパクトあるものにシフト。清湯の味噌担々麺というちょっと味の想像のつかないメニューですが、勝本らしい典雅・風雅・優雅なそして力強い一杯ですごく美味しい!
麺はストレートの極細タイプ。シャキっとした食感が大量のねぎやたっぷり入った肉味噌、味わいの変化する味噌担スープと実に良くマッチ。
おいしく完食!準備中という「味噌担々麺」の濃厚バージョンがとても気になります。ごちそうさま!
てんせんめん (173/’20)