2019年11月9日、東中野の新店「波と雲」へ。2日オープン。
2019年11月2日オープン。居酒屋の間借り営業のお店。それだけなら機会があればですが、店主のこだわりが凄いのと、評判がとても良いのに惹かれて、プライオリティ急上昇。
店の場所は東中野駅東口徒歩約1分。東口改札出て改札出て左手。駅の階段降りるともう店舗のあるビルが見えます。
店舗はビルの地下1階。居酒屋屯の昼の部に間借り営業。
30分前到着。場所だけ確認して早すぎるからとアトレヴィで買い物。5分前に戻ったら、地下から階段沿いにシャッターの先客10orz
開店後一巡目で最初に出てきたのはmocopapaさん、ポールだったのでしょうか。
定刻にオープン。先着7番まで店内へ。以降は外に待ち席2席が用意されて、店外で待機。
券売機は無く後会計制。メニューは、奥出雲(黒醤油)850円、奥三河(白醤油)850円の2種類のみ、先会計制。
メニュー裏に10層天然だしのタレによる感じ方の違いの説明。
10層天然だしの内の8種類の瓶詰めサンプル展示。
店内は、厨房を遠巻きに囲む凹字型カウンター7席(2席・3席・2席)。後客3。スタートダッシュは混雑したものの、以降は穏やかに推移。
厨房には店主さんワンオペ体制。BGMはジャズ。箸は割り箸。卓上調味料は無し。
まず始めに、マルベリー・ローズマリー・フェンネル・カルダモンの4種類のハーブをブレンドしたという食前茶(ハーブティー)が出されます。
このお冷茶がまた実に旨くて、エッセンシャルオイルやハーブ専門店のハーブティーに匹敵するレベル。
そして待つことしばし、「奥出雲」完成で~す♪
花弁を大きく開いたような、美しい造形ながらスープがちょっと飲みにくい器で着丼。
具は香蜜焼豚、炙りメンマ、九条ねぎ。チャーシューはハーブによるオーガニックで複雑な味でとっても美味しい。
スープはさららさの清湯醤油味。熱々での提供。「10層天然だし」の食材は、鶏・豚の動物系、煮干・椎茸・海老・トマト・宗田・鯖節などの乾物系。寸胴はなんと5つ(驚)水は還元水素水使用。タレは奥出雲の黒醤油使用。たれ控えめで出汁のうま味で牽引するタイプ。人によってはもっと味濃いめがいいと思うかも。それ位タレ薄めですが、10層天然出汁が分厚く深く奥行きのある魅惑的な味わいで、グイグイ引き込まれていきます。銀座八五にもちょっぴり似た、うま味が層を成してたたみかけるような陶然とする味ですごく美味しい!
麺はストレート中細タイプ。低加水麺とのことですが、ざくざくでも硬質でもなくしなやかな食感が持ち味。麺の水準も高いですが、いかんせんスープが凄すぎて麺が普通に感じちゃうほど。とまれ、すするると啜りやすく、凄うまスープとの相性もなかなかです。
おいしく完食!昼営業のみとハードル高めですが、「奥三河(白醤油)」も是非食べに来たいです。ごちそうさま!
波と雲 (375/’19)