2019年10月3日、堀切菖蒲園の新店「味どころ 龍の羽」へ。
2019年9月27日オープン。福岡の博多にあった「らーめん 龍の羽」が都内葛飾区へ移転改名。9月30日に行くもスープ切れでフラれて残念。そろそろ大丈夫かなと恐る恐る来店。
店の場所は、堀切菖蒲園駅徒歩約2分。川の手通り沿いの店の一軒隣。営業中は「ドキ❤喰い時❤ドキ」の木札。今回はやっててほっと一安心。ちなみに裏は「支度チュー」。
店頭にメニュー・インフォメーション。営業が軌道に乗れば、濃厚豚・淡麗鷄と濃厚鷄・淡麗豚が日替わりでの登場。加えて上湯スープとそのバリエーションの辛麺・チャーサイ麺のラインナップ。
ですが現在仕込みが間に合わず、月曜:濃厚豚・淡麗鶏、火曜~木曜:上湯、金曜:濃厚鶏・淡麗豚、土曜:濃厚豚・淡麗鶏、日曜:濃厚鶏・淡麗豚のフォーメーション。
ちなみに店名龍の羽は、鷄・豚x濃厚・淡麗で、同時に真逆の味を提供するメニュー表記が、龍が羽を広げた様に見えるところから。
もう一つちなみに、10月7日(月)臨時休業。
入店すると、まず券売機で食券購入です。
主なメニューは、本日の濃厚780円、本日の濃厚宗田鰹840円、本日の濃厚煮干840円、本日の淡麗750円、本日の淡麗宗田鰹810円、本日の淡麗煮干810円辛麺1-3辛720円、辛麺4-6辛780円、辛麺7-9辛810円、辛麺極990円、チャーサイ麺720円、創作①720円、他。
この日は辛麺、チャーサイ麺(上湯スープにチャーシュー野菜炒めトッピング)、上湯煮干、上湯宗田鰹での営業。上湯麺は創作①のボタンをブッシュ。
食券を渡すと、「麺をアルデンテ風のストレート麺をお勧めしてますがそれでよろしいですか」と聞かれます。他の麺はと聞くと、縮れ麺か細麺とのこと。また、背脂の有無を聞かれます。また、辛麺は辛さを聞かれます。
店内は厨房を囲むL字型カウンター9席。奥4人卓x1は作業デスクになっていて未解放。20:40頃到着で先客7後客4。スタッフは男性3名。カウンター上のお冷は水素水。
BGMはリズムアンドブルース。箸は洗い箸でエコ仕様。卓上調味料・薬味は醤油、酢、カエシ!GABANブラックペッパー、HOUSE一味唐がらし、おろしにんにく、紅生姜。
そして待つことしばし、「上湯宗田鰹(アルデンテ麺・背脂入)」完成で〜す♪
一番味が想像出来なかった上湯の宗田鰹をチョイス。1ロット2杯ずつの丁寧な調理で、着席から約20分後に着丼。
具は乱切りチャーシュー、櫛形メンマ、ナルト、モヤシ、きくらげ、万能ねぎ。
スープはさらりとした上湯醤油味。ベースのスープは上品であっさりとした感じですが、多めの香味油と背脂でガツンとインパクトのある味わいに。カツオはカエシと香味油の模様。のっけからズドンとカツオが来て、上湯スープから想起される清廉なイメージとは裏腹に、パワフルなかつおパンチにビックリ。背脂効果も相まってたたみ掛けるようなうま味の奔流で、レンゲと箸が止まりません。期待値の斜め上を行く驚きのクオリティですごく美味しい!
麺はストレート中太タイプ。厨房と客席の仕切りの暖簾には、極細麺・縮れ麺・喜多方麺。縮れ麺とありましたが、訪問時点ではストレート麺・サッポロ風縮れ麺・博多風細麺の3種類。また暖簾には全国4種類の制絵mン所から取り寄せとありましたが、フラれた日は村上朝日製麺所からの祝花がありました。で、麺ですがアルデンテ風とは良く言ったもので、しっかりゆで上げられていて固ゆでじゃないのに硬質な食感。ちょっと新感覚で破壊力のあるスープともいいタッグ、旨いっす!
おいしく完食!実に惹きが強くて早晩行列店になりそうな予感。味のバリエーションが豊富ですが、久々にメニューコンプしたくなったお店でした。ごちそうさま!
味どころ 龍の羽 (326/’19)