2019年5月29日、新宿の新店「楢(なら)製麺」へ。
2019年5月6日オープン。近所にある人気店、うどん慎の2号店にして新業態店。同じ店に2日連続でフラれた後、今日は近くでリカバリ。
こちらんの店名は、うどん慎店主楢原慎司氏の苗字から。
お店のコンセプトは、打ち立て、切りたて、無添加、化学調味料不使用、無塩・無かん水麺。
かん水を使わないため、ラーメンと言い切れない独自の麺類、うどんの進化系とのこと。
店の場所は新宿駅新南口徒歩約7分。居酒屋おつかれちゃん→海鮮丼たつ八と入れ替わった跡地。
外開きの扉ですがその扉がとても重く、特に中から押す時がやたら重く、初めての時はちょっと戸惑います。
券売機は無くメニューブックを見て注文。食後自席で後会計制。
主なメニューは、塩味750円、醤油750円、鶏白湯950円、特製塩1350円、特製醤油1350円、特製鶏白湯1550円、他。
店内は、狭いですがシックでモダンで前衛的。北海道産の楢の1枚板のカウンター、真鍮製の照明ボックス、版築の塗り壁とのこと。
入口入って右手が厨房で左手が客席スペース。厨房は棚で仕切られていて、調理の様子はほとんど見えません。
席は凹字型カウンター8席(2席・4席・2席)。21:20頃到着で先客4後客1。
厨房には店主さん?店長さん?カウンターの中に接客担当の女性。BGMはニューウェーブ。箸は割り箸。箸とペーパーナプキン、ウエットティッシュは引き出しの中。
卓上調味料はブッシュ式ミル入りブラックペッパー・ピンクソルト。
そして待つことしばし、「塩」完成で〜す♪
美白のシンプルな玉丼で着丼。
具は鹿児島県産真竹の煮たけのこ、栃木県産白美人ねぎ。
スープはさらさらの清湯塩味。信玄鷄と大山鷄の身とガラの出汁に、羅臼昆布の出汁を合わせたWスープ。癖や雑味の無いごくあっさりとした淡麗スープ。ふくぼくを思い起こさせるような、シンプルながら深みのある滋味そのものといった味わい。少し甘みのある、胃の腑を清められるような清澄な味で凄く美味しい!
麺はストレート中細タイプ。ゆめちから、春よ恋、きたほなみのブレンドによる自家製麺。無かん水ですが、食感はうどんには遠く、どちらかというと中華麺寄り。どこかざらつきのある質感は好みが分かれそう。
おいしく完食!醤油や鶏白湯も気になります。ごちそうさま!
楢製麺 (178/'19)