2018年10月12日、吉祥寺の新店「築地スパイス食堂 かぶと」へ。
2018年10月1日大安にオープン。築地→豊洲のまぐろ藤田から仕入れた鮪の頭を使ったスパイシーな料理が楽しめるお店。それだけ聞くと?で様子見してましたが、かなり本格的なスパイス料理らしく、興味津々で潜入w
店の場所は、吉祥寺駅北口徒歩約4分。JRの高架沿いの南側路地沿いですが、北口出てガード下くぐる方がアクセスは楽です。
店頭には、入口挟んで店主さん自作のブランコ2基設置。外壁のドアより上の高い位置に、船窓をずらりと並べて設置。券売機はなく後会計制。
ラーメンメニューは、鮪のウブカリラーメン900円、ポークビンダルラーメン1000円、鮪のウブカリまぜめん900円、ポークビンダルまぜめん1000円。「ウブカリ」は、インドタミル地方チェティナッドの辛いカリー。「ポークビンダル」は、インドゴア地方 赤ワインを使用した酸味の効いたカリー。それぞれのラーメン・まぜめんバージョンを提供。
麺以外では、鮪ほほ肉のガーリックバター醤油ステーキ定食1500円、スパイシーチャーハン定食1300円、鮪マサラカリーセット1200円など。麺類は全メニューの1/3で、定食・丼・セットメニューが充実。
店内は、厨房を囲むL字型カウンター12席(9席・3席)。20:00頃到着で先客1後客無し。厨房には店主さんと、笑顔が素敵な女性スタッフさんは女将さんでしょうか?ツーオベ体制。BGMはFMJ-WAVEのAVALONで、本日のナビゲーターは渡辺直美。箸は割り箸。卓上調味料は唐辛子。
そして待つことしばし、「鮪のウブカリラーメン」完成で~す♪
白いシンプルな玉丼で着丼。
具は、チャーシュー代わりのマグロのほほ肉、赤黄パプリカ、さやいんげん、パクチー、他、粉末や粒状の各種スパイスいろいろ。野菜は餃子用のロースターでローストw パクチーは細かくきざんであって量もかなり多めなので、気づいた時には退避困難。苦手な人は、抜きか少なめか、別皿で頼んでみるのもいいかも。
スープはややとろみのあるマグロスープカレーで、最初はマグロ全開。このまま非辛のラーメンにすれば、上質なマグロラーメンが出来そう。そして、スパイスが混ざるとすぐに、めくるめく様な刺激的で強烈な痺れの奔流が、次々と押し寄せてきます。
少し似たタイプとしては、釈迦@池袋ですが、こちらの方が特性の異なる多彩なスパイスを使用してる感じで、風味・香り・刺激・痺れ・突き抜ける清涼感など、ダイレクトなスパイス性と激しいトリップ感が楽しめます。なんとも激しい一品ですが、スパイスフリークにはたまらない一杯。スワディシュト!アッチャ!最高に美味しい!
麺は太縮れ麺。かなり存在感のある麺ですが、それ以上にスープと香辛料のインパクトが大きくて、麺がなんとか拮抗してる印象です。
おいしく完食!「ポークビンダルラーメン」も気になります。ごちそうさま!
築地スパイス食堂 かぶと (353/’18)