2018年9月18日、小伝馬町の新店「鷄スープラーメン かえもん」へ。
2018年9月3日オープン。「1000店舗以上を手がけた鶏白湯師が生んだ究極の鶏濃厚スープ」というお店。究極に眉唾物ですが、鶏白湯でも白提灯ではなさそう。駅近で夜遅くまで営業してるので、出遅れた時の抑えとしてリストアップしてました。それを今夜発動w
店の場所は、小伝馬町1番出口徒歩約1分。入口脇には英語版メニューも掲示。
店頭では、大型扇風機から壁に向かって送風。よく見ると、中にエアコンの室外機が中にあって、冷房時の吹き出す温風をひやしてる?飛ばしてる?模様。通行人に温風が当たらないための配慮か、狭い空間に設置した室外機自体を冷やすためか?
入店すると、まず券売機で食券購入です。
主なメニューは、らーめん赤・黒・白 各790円、他。
赤は辛味入、黒はマー油入プラスにんにくを効かせた一杯、白はプレーンな塩味で、赤が先頭左端。
食券を渡すと麺の固さを聞かれます。
店内は暖簾で仕切られた奥が厨房で、手前が客席スペース。席は凹字型カウンター14席(7席・2席・5席)。
21時過ぎ到着で終始貸切状態。スタッフは男性2名で、明るく丁寧な接客が好印象。
BGMはJ-POP。箸は洗い箸でエコ仕様。卓上調味料は、胡椒、塩?、醤油、酢。
そして待つことしばし、「らーめん赤」完成で〜す♪
店名ロゴ入りの白い切立丼で着丼。
具は、鶏チャーシュー2種、味玉半個、カイワレ、ささ切りねぎ、多めの柚子皮。
スープは、軽くとろみのある鶏白湯柚子風味の塩味。スープを飲むとふわっとゆずの風味が広がります。赤色は柚子胡椒由来で、辛味は柚子胡椒によるもの。その辛さはごく微量で色からも分かる通りアクセント程度。鶏白湯としては濃過ぎず薄過ぎず、食べ易い程よい濃度。癖も雑味も無いマイルドで、クリーミーなスープ。そこに柚子胡椒がこれまた絶妙な按配で効果的に効いて、柚子香るピリ辛鶏白湯に。これはアイディア賞もので、正直それほど期待してませんでしたが、しっかり美味しい!
麺はストレート細麺。麺の固さを聞かれて反射的に固めと答えましたが、これが正解。硬質な麺肌と歯切れの良さが好食感。バスタっぽさもあってそれもまた面白いです。
おいしく完食。シンプルな鶏白湯を一工夫でオリジナルな一杯に仕上げたのはお見事。頑張ってください!ごちそうさま!
鷄スープラーメン かえもん (321/’18)