2017年11月30日、麻布十番の新店「Aux Gourmands(オー・グルマン)」へ。
2017年11月21日ランチラーメンスタート。肉料理メインのフレンチレストランで、平日ランチタイム限定でラーメンの提供を開始。御大の記事を見て、実に旨そうだったので即断即決w

オーナーシェフ横崎哲さんは、プロボクシング元ミドル級1位という異色の経歴の持主。オー・グルマンは2004年オープン。店名「グルマン」はフランス語で大食漢、食いしん坊のこと。フレンチレストランとして、食べログTOP5000認定店。

横崎シェフは、お願いランキングの美食アカデミーであの川越シェフと共に、舌鋒鋭い批評を繰り広げたことも。店の場所は、飯倉片町交差点近く。

麻布十番駅6番出口徒歩約7分、六本木一丁目駅徒歩約9分、神谷町駅2番出口徒歩約9分。定刻ちょい過ぎ到着、一番海苔〜w

入口脇にはデイナーメニュー、6000円~、7500円~。入店すると横埼シェフがにこやかに招き入れてくれます。気さくにいろいろ話しかけてくれますが、まずは時候の話題からw

当然ですが券売機は無く後会計制。メニューは、塩ラーメン900円、アッラ・ガルム醤油ラーメン900円、日替りラーメン1200円、ライス100円。アッラ・ガルムとはイタリアの魚醤。この日の日替りは岩手気仙町産牡蠣のチャウダー。もちろんシェフの解説付き。オーダーは、基本の塩ラーメンで。

店内は、厨房前に真っ直ぐなカウンター4席、2人卓x6。後客1。横埼シェフは主に接客で、厨房にフレンチのコックコート姿の男性2。

BGMはラジオ。箸は洗い箸でエコ仕様。卓上調味料は無し。箸置きが可愛い!

そして待つことしばし、「塩ラーメン」完成で〜す♪

付け合わせ(ガルニチュール)は別皿で最初に提供。一通りガルニチュールの説明があって、その後にラーメンが着丼。

ガルニチュールのメインは、豚肉のカルボナード(ベルギー料理・ビール煮)、味玉はタレに数日間漬け込んだもの。キャベツの酢漬け。ブロッコリー、にんじん、かぶなどの野菜のマリネには、クミンシードでほのかなカレー風味に。メインの肉は不定期に変わるとのこと。

ラーメンの具はフライドエシャレットのみ。素そば・かけそば状態。

スープはさらさらの清湯塩味。あっさりとしてクリアーで澄んだチキンコンソメ。レンゲの代わりにスプーンが供されます。アミノ酸調味料不使用。かすかに生姜の様なミントみたいな清涼感があります。すっと沁み入るような滋味と心地よい余韻が広がります。最高に美味しい!

麺は三河屋製麺製のストレート細麺。しっかり固めのゆで加減が、淡麗スープとの面白いコントラストを奏でています。

ラーメンはもちろん素晴らしく、また付け合わせ(ガルニチュール)も最高に旨くて、トッピングする気になりません。シェフも別々に召し上がっていただくのがオススメだそうです。また、別注ライスで飯割り的に「インザライス」が大推奨とか。美味しくてお腹は満ちて、でも全然重くないそうです。私は次の予定もあって泣く泣く回避。

おいしく完食!アッラ・ガルム醤油ラーメンや岩手気仙町産牡蠣のチャウダーラーメンも本当に気になります!ごちそうさま!
Aux Gourmands (407/’17)