2017年4月8日、神楽坂の新店「澄まし麺 ふくぼく」へ。
2017年4月7日営業開始。割烹・小料理店「蒼穹」のランチタイム営業の二毛作店。御大のツイートで知ったお店。人形町 兎屋の後、この日3軒目に訪麺w
店名の「ふくぼく」は、骨折した手足などを固定するための添え木・副木、ぢゃなくて莊子の「雕琢して朴に復る(朴復雕琢(ちょうたくふくぼく))」から。物は最初細工したり磨いたりするが、最後には飾りを取りのぞいて、素朴にかえるのが本当の姿という意。
店頭には、「濃厚な味のお好きな方にはご免なさい。」と掲示があります。
12:00ちょい過ぎ到着で、店内満席外待ちまさかの12名Orz 昆布と鰹節だけできれいな出汁をつくり、塩だけで味付けしたという創作麺ですが、大評判なんですね~!
そのメニューは、澄まし麺 並盛680円、醤油かけ麺 並盛680円、名物 鴨だしご飯380円。麺類は半盛・大盛あり。
行列時は注文を取りに来て注文が決まればその場で伝票起票、順番が来て入店したら前会計制、着席したらその伝票が注文票になるフロー。
麺量は、澄まし麺 並盛120g・半盛60g、醤油かけ麺は麺が違って並盛180g・半盛90gだそうです。
オーダーは、迷った挙句「澄まし麺 半盛」・「醤油かけ麺 半盛」・「名物 鴨だしご飯」のフルコースでw
店頭には三つ折りのランチ営業専用チラシ。
記載の薀蓄「中華麺・真昆布・醤油・胡麻油」は実に読み応えがあります。
順番が来て店内へ。壁の向こうが厨房で、厨房につながる小窓から料理を受け渡しする日本料理店では一般的なレイアウト。
席は、厨房を隔てる壁に向かった真っ直ぐなカウンター10席(6席・柱・4席)、4人卓x2。
お冷代わりのウェルカムティーは、温かいほうじ茶。BGMは無し。卓上調味料は、胡麻油、醤油。
そして待つことしばし、「澄まし麺(半盛り)」かんせいで~す♪
最初に洗い箸が添えられた別皿の具が提供されて、後からお椀、麺鉢が着丼。麺提供時、後からお好みで胡麻油と醤油をかけてお召し上がり下さいとのアナウンスがあります。また、同時注文の「醤油かけ麺」は、「後ほどお出しします」とのこと。時差提供をお願いしたわけでもないのに心憎いばかりの気遣い、素晴らしいです!
麺上の具は柚子皮片のみ。
別添えの薬味・具は、ほぐし豚肉、あおさ海苔、きざみねぎ。
スープはさらさらの清湯塩味。れんげはなく、お椀から直接いただきます。極上の真昆布から摂ったという出汁は、まさ和食のピュアな出汁そのものの味わい。油感はゼロでラーメンのスープとはまったく異なります。にもかかわらず、魂を揺さぶられる感動的な味わいがここに!何も足さずに何も引かずに、ただそれだけで完成された味。舌と心が震えました。本当に美味しい!
麺は、菅野製麺製のストレート細麺。出汁と塩だけの杯の中で、麺の良し悪しがダイレクトに出るある意味麺にとっては試練の状況。ですが、この出汁と麺の一体感は素晴らしいです。まさに究極のネイキッドヌードル。旨くて言葉になりません!
具不要の真性かけそばですが、とりあえず具を投入。豚肉効果で少しラーメンらしく味変するのが楽しいです。ただ、個人的には素ラーメンが最高最上かと。
「醤油かけ麺(半盛)」。
具は、澄まし麺・醤油かけ麺共通。御大もつぶやいてましたが、出汁と麺に徹底的にこだわってるのに、異なるメニューで具が同じなのが唯一惜しい点。
「澄まし麺」は細麺でしたが、「醤油かけ麺」はストレート太麺。
中華麺に醤油をかけただけ、以上という前代未聞の問題作w ですが、これがまた驚くほど美味しい!肝心の醤油は、再仕込みの際に塩水を使わず米麹を追加するという特殊な手法で作られたという秘伝の醤油。蔵元の記載はありませんが、この醤油欲しいかも!
「澄まし麺」はかけ状態が一番ウマかったですが、「醤油かけ麺」は、ディフォが旨くて具追加でさらに旨くなりましたw まさにまぜそば・油そばの流儀でオッケ~!味のついていない具を足すことで、醤油を少しかけるとちょうどいい塩梅に。胡麻油をかけると、油そば感が増して麺が一層美味しくなります。
「名物 鴨だしご飯」
シンプルな炊き込みご飯で、具は、しいたけ、にんじん、鶏そぼろ、三つ葉、きざみ海苔、他。醤油味ベースで、ほのかに鴨の風味が薫ります。料亭の味、和食の技が活きた炊き込みご飯で、必食の旨さ!
おいしく完食!夜はセレブな懐石コースのみの様ですが、機会があればいつか夜も来てみたいです。ごちそうさま!
澄まし麺 ふくぼく (120/’17)
店頭には、「濃厚な味のお好きな方にはご免なさい。」と掲示があります。
12:00ちょい過ぎ到着で、店内満席外待ちまさかの12名Orz 昆布と鰹節だけできれいな出汁をつくり、塩だけで味付けしたという創作麺ですが、大評判なんですね~!
そのメニューは、澄まし麺 並盛680円、醤油かけ麺 並盛680円、名物 鴨だしご飯380円。麺類は半盛・大盛あり。
行列時は注文を取りに来て注文が決まればその場で伝票起票、順番が来て入店したら前会計制、着席したらその伝票が注文票になるフロー。
麺量は、澄まし麺 並盛120g・半盛60g、醤油かけ麺は麺が違って並盛180g・半盛90gだそうです。
オーダーは、迷った挙句「澄まし麺 半盛」・「醤油かけ麺 半盛」・「名物 鴨だしご飯」のフルコースでw
店頭には三つ折りのランチ営業専用チラシ。
記載の薀蓄「中華麺・真昆布・醤油・胡麻油」は実に読み応えがあります。
順番が来て店内へ。壁の向こうが厨房で、厨房につながる小窓から料理を受け渡しする日本料理店では一般的なレイアウト。
席は、厨房を隔てる壁に向かった真っ直ぐなカウンター10席(6席・柱・4席)、4人卓x2。
お冷代わりのウェルカムティーは、温かいほうじ茶。BGMは無し。卓上調味料は、胡麻油、醤油。
そして待つことしばし、「澄まし麺(半盛り)」かんせいで~す♪
最初に洗い箸が添えられた別皿の具が提供されて、後からお椀、麺鉢が着丼。麺提供時、後からお好みで胡麻油と醤油をかけてお召し上がり下さいとのアナウンスがあります。また、同時注文の「醤油かけ麺」は、「後ほどお出しします」とのこと。時差提供をお願いしたわけでもないのに心憎いばかりの気遣い、素晴らしいです!
麺上の具は柚子皮片のみ。
別添えの薬味・具は、ほぐし豚肉、あおさ海苔、きざみねぎ。
スープはさらさらの清湯塩味。れんげはなく、お椀から直接いただきます。極上の真昆布から摂ったという出汁は、まさ和食のピュアな出汁そのものの味わい。油感はゼロでラーメンのスープとはまったく異なります。にもかかわらず、魂を揺さぶられる感動的な味わいがここに!何も足さずに何も引かずに、ただそれだけで完成された味。舌と心が震えました。本当に美味しい!
麺は、菅野製麺製のストレート細麺。出汁と塩だけの杯の中で、麺の良し悪しがダイレクトに出るある意味麺にとっては試練の状況。ですが、この出汁と麺の一体感は素晴らしいです。まさに究極のネイキッドヌードル。旨くて言葉になりません!
具不要の真性かけそばですが、とりあえず具を投入。豚肉効果で少しラーメンらしく味変するのが楽しいです。ただ、個人的には素ラーメンが最高最上かと。
「醤油かけ麺(半盛)」。
具は、澄まし麺・醤油かけ麺共通。御大もつぶやいてましたが、出汁と麺に徹底的にこだわってるのに、異なるメニューで具が同じなのが唯一惜しい点。
「澄まし麺」は細麺でしたが、「醤油かけ麺」はストレート太麺。
中華麺に醤油をかけただけ、以上という前代未聞の問題作w ですが、これがまた驚くほど美味しい!肝心の醤油は、再仕込みの際に塩水を使わず米麹を追加するという特殊な手法で作られたという秘伝の醤油。蔵元の記載はありませんが、この醤油欲しいかも!
「澄まし麺」はかけ状態が一番ウマかったですが、「醤油かけ麺」は、ディフォが旨くて具追加でさらに旨くなりましたw まさにまぜそば・油そばの流儀でオッケ~!味のついていない具を足すことで、醤油を少しかけるとちょうどいい塩梅に。胡麻油をかけると、油そば感が増して麺が一層美味しくなります。
「名物 鴨だしご飯」
シンプルな炊き込みご飯で、具は、しいたけ、にんじん、鶏そぼろ、三つ葉、きざみ海苔、他。醤油味ベースで、ほのかに鴨の風味が薫ります。料亭の味、和食の技が活きた炊き込みご飯で、必食の旨さ!
おいしく完食!夜はセレブな懐石コースのみの様ですが、機会があればいつか夜も来てみたいです。ごちそうさま!
澄まし麺 ふくぼく (120/’17)