2016年5月11日、西新井の新店「担々麺 琉帆 RuPan」へ。
2016年5月5日オープン。店主さんは、名店「赤坂四川飯店」の流れをくむ店出身。ロバオさんの記事を見てオープンを知り、慌てて駆け付けw

麺屋鳳の並びで230m位先。
「ラーメン大将」の跡地のようです。

店主さんは、「赤坂四川飯店」の関連店で、赤坂ツインタワービルにあった「狗不理(こーぷり) 赤坂店」(閉店)出身。余談ですが「狗不理」は、中国語で「犬も喰わない」という意味とか。また「狗不理」は、So Tasty-担々麺によると、「5ツ星寄りの4ツ星」だそうです!
「赤坂四川飯店」と「狗不理 赤坂店」で約20年間働い後、「狗不理」閉店後、あの担々麺の味が忘れられず、またどこにもあの味出だしている所がなく、それならばと自分で店を始めたとか!もちろん同じ味の復刻ではなくブラッシュアップ版。「香辣」と「麻辣」は出身店になくオリジナルで考えたそうです。


入店すると、まず券売機で食券購入です。


麺メニューは豊富ですが、担々麺・香辣担々麺・麻辣担々麺がスリートップ。

香辣担々麺は辛味メイン、麻辣担々麺は痺れにフォーカスしたチューニング。香辣担々麺・麻辣担々麺は、辛さ・痺れを強・弱で指定。迷いつつも生姜を使った担々麺に興味があって、オーダーは、「麻辣担々麺」にしました。辛さは「強」で。


表には店名入りの黄色い紙を入れて、裏には折り紙で作った包みに入った爪楊枝が!




厨房には店主さん、ワンオペ体制。
カウンターにはサイドメニューの説明掲示。


箸は洗い箸でエコ仕様。
卓上調味料は、醤油、主、胡麻、ネギ油、GABANブラックペッパー。
そして待つことしばし、「香辣担々麺」完成で~す♪


メニュー説明によると、
「生姜・自家製辣油・焦がし一味唐辛子等で炒めた辛口の挽肉がスープに混ざり体の中から熱くします!」
とか。
具は、おろし生姜、挽肉、辛肉味噌、青梗菜、きざみネギ。


ベースは清湯のあっさりとした動物性スープのようですが、そこに芝麻醤が加わりクリーミーでコクのある味わいにシフト。
なんと無化調!
辛さも痺れも程々ですが、食べ進むうちに身体の中どんどん熱くなってきて、いつの間にかびっしょり汗をかいているという状態に。口ではそれほど辛くないのにこれ程体内から熱くなるのは、薬膳スープを除けばあまり無い感覚。味は薬膳とは全然違いますが^^; ちょっと酸味があって酸辣湯麺的な一面も。四川料理がベースにある複雑で深い味わいで、美味しい!

コクのあるスープに負けない存在感のある麺で、スープと麺のコンビネーションはバッチリ!
啜るごとに旨さが広がります。
おいしく完食!四川料理の卓越した技を垣間見たような一杯でした。「麻辣担々麺」も気になります。ごちそうさま!
担々麺 琉帆 RuPan (153/’16)