2015年4月12日、蒲田の新店「鶏白湯醤油らーめん 上弦の月」へ。
2016年4月8日オープン。蒲田西口バーボンロードにあった名店が、移転復活!初日に向かおうとしましたが、ワンコインセールの効果もあってか、40〜50名の行列ってツイートを見て断念。そろそろ落ち着いたかな?と、この日リベンジw
店の場所は、蒲田駅南口徒歩約2~3分。ユザワヤ6号館の並び、ラーメン暁(^^)の裏。
移転前の旧店はいろいろ型破り。
以下、2007年の記事によると、
・女性店主ですが、経営はご夫婦で
・営業時間は17:30~23:30
・でも、奥様しかお店に立たない。
・旦那様は、昼12時間かけて仕込みを行う。
・とにかく安い、ボリュームたっぷり。
・2001年オープン当初は一杯450円。値上がりしたとはいえ抜群のCP。
・煩雑に味を変える。でもみんなウマい。:
で、新店ですが、公式HPのご挨拶によると、こちらも異例ずくめ。
・二代目店主はラーメン店での修行経験無し
・初代店主との面識なし
・新店には、初代店主・スタッフは無関係
・共通の知人の紹介により旧スタッフと知りあった
・修行は、レシピを教わったオープン前1ヶ月のみ
・食べ歩き修行は20軒程度。
HPでは当初、旧店スタッフがそのまま移転復活とも読める誤解を与える書き方になっていて、その謝罪も綴られています。HP読むと何だかなぁって感じですが、はてさて(^_^;)
現在は夜営業のみ。昼営業は4/19から。
19:20頃到着で、外待ち6に接続。
すると、中から「一名様でしたらお先にご案内します」と呼ばれて、いきなりワープf^_^;)
外待ちの方々皆さん2人連れでしたが、カウンターが飛び飛びで3席空いてました。
入店すると、まず券売機で食券購入です。主なメニューは、鶏白湯醤油らーめん750円、他。
店内は、厨房を囲むL字型カウンター11席(7席・4席)、2人卓4。先客16.、後客多数で途切れない行列。
スタッフは全員男性で、厨房に3、ホール1。
接客はとても良く、親切丁寧で印象はバッチリ!
BGMは80~90年台J-Pop、チャゲアスとかglobeとか、いわくアリゲナアーティストが多いのは偶然(^O^;)
箸は洗い箸でエコ仕様。
卓上調味料は、おろしニンニク、GABANブラックペッパー、七味唐辛子。
旧店では家系チックに業務用ボトル調味料が各種ずらりと並んでましたが、今回調味料はシンプル化へ。
そして待つことしばし、「鶏白湯醤油らーめん」完成で~す♪
丼は、黒い鳴門丼。以前のと比べるとひと回り小さくなった感じ。
具は、海苔、ほうれん草、チャーシュー、ネギ、紫玉ねぎ、花かつお。
スープは、とろみのある鶏白湯醤油味。
旧店も頻繁に味を変えていたようなのでアレですが、私が前に食べたのと比べると、いろいろ違います。
以前のはもっと清湯に近いタイプでその代わり背脂たっぷり、桜海老もたくさん浮かんでいたような。カエシもキツメだったかと。
以前のはあまり他にないタイプで、オリジナリティがありました。今回のは乳化が進んで、濃厚なのに後口さっぱりなのが特徴。
洗練されていてイマ風で美味しい!ですが、鶏白湯醤油味興隆の昨今にいたっては、ちょっと普通な感じも。
麺は、浅草開化楼製の太麺。以前は極太のうどんのような麺でしたが、食べ易く改良?
ちょっと調べたら、以前は大榮食品製だったのが閉店前に開化楼に変更したとか。
また麺量は以前普通盛りで200gありましたが、今回はもう少し少なめな感じ。
具では大変分厚いチャーシューが特徴。お得感があります。
ですが、チャーシューも以前のとろけるようなチャーシューとは異なり、製法を変えてる感じ。
新旧同じ店名なので、どうしても以前と比べられちゃうのは仕方ないところ。まとめると、癖の無いまろやかな鶏白湯でとても美味しいと思います。ただ、以前にいただいたのとはやっぱりちょっと違っちゃってる感じ。何はともあれ名店の復活は喜ばしい限り。頑張って下さい!ごちそうさま!
鶏白湯醤油らーめん 上弦の月 (115/’16)