2015年6月6日、本郷三丁目の新店「拌麺 Hand Pulled Noodles」へ。
2015年4月下旬オープン。注文毎に手延べで麺を仕上げる手打ち麺の店。店主さんいわく、日本初上陸だそうです。
この日は朝8時過ぎにトラブル発生のエスカレーションコール。久々の休日出勤、緊急対応で予定した食べ歩きスケジュールが吹っ飛ぶという。神奈川方面考えてたけど残念。なんとか復旧が完了するも、既に遠出は無理な時間。ってことで、とりあえず近場なので何時でも行けると取っておいたこちらで1杯^^;
店の場所は、本郷三丁目駅徒歩約3分。 中華料理の「金鳴」の跡地でしょうか?入店すると、まず券売機で食券購入です。主なメニューは、
牛肉入り正油味麺、豚肉入り正油味麺、ラム肉入り正油味麺、
牛肉入り酸辣麺、豚肉入り酸辣麺、ラム肉入り酸辣麺、
牛肉入りごま味麺、豚肉入りごま味麺、ラム肉入りごま味麺各800円、
他。
この日の日替わりは、ジャージャー麺800円。
オープン当初月餅みたいのが付いて1000円だったみたいですが、別皿品は省略されて値下げした模様。オーダーは、券売機先頭左端の「牛肉入り正油味麺」で。店内は、厨房を囲むL字型カウンター8席、4人卓x1。
13:00頃入店で、先客無し後客1。
ってか、店主さんいわく今日はなぜかお客さん無くて、ワタシが本日の一人目という(^_^;)
なんと一番海苔~w注文が入ってから、あらかじめ太めのひも状に整形しておいた麺を手で細く伸ばしていきます。
「注文から出来上がるまで、どうしても時間かかっちゃうんですよね~」と店主さん。
それでも、前客無しで15分位でした。 店内を見渡して目に入るのは、壁面一面に飾られたトロフィー。
お聞きしたところ、娘さんのテニスの戦利品とか。 凄い戦績の持ち主の娘さんですが、なんと以前世界ランク5位まで登りつめた錦織圭選手のコーチ、マイケル・チャン氏に教わっていたそうな!(驚)
マイケル・チャン氏の娘さんともプレイしたことがあるそうで、壁面には、マイケル・チャン氏と店主のお嬢さんとのツーショット写真もディスプレイされています。
その店主さん、アメリカで8年位?、実演調理的にスープオフヌードルのお店をやっていたそうです。 アメリカではラーメンが流行ですが、スープヌードルを食べるのは、やはりほとんどがアジア系の人々で、地元の人が食べるのは、フォークで手軽にいただけるスパゲッテイライクなヌードルが主流とか。
付け合せは、ポテトやチキンとか、まるでスナック感覚。
日本でお店を始めるにあたって、初めてチャーシューやメンマ・野菜をトッピングするスタイルにしたそうです。
画像は、夜のドリンクメニュー。 つまみ類も豊富。
ってか、かなりリーズナブルなプライシング。 BGMは、英語版ラジオ放送。
箸は洗い箸でエコ対応。
卓上調味料は、無し。
お冷やはセルフの冷茶。
汁なしの店だと、酢・辣油・胡椒置いてる店が多いですよ~と言ったら、酢なら言ってもらえば出せるそうです。
そして待つことしばし、「牛肉入り正油味麺」完成でーす♪
木製のボウル状の丼で登場。
具は、肉味噌、ワカメ、ゆで野菜(モヤシ、にんじん、ニラ)、メンマ、たっぷりの牛チャーシュー。 、
チャーシューは、通常大きいのドーンと載るそうですが、今回はサイズが小さいので枚数多めにしましたとの事。
丼の底にタレが沈んでいるので、良く混ぜて召し上がって下さいとのアナウンス。
麺は、手延べで仕上げた自家製麺。
ストレート太麺ですが、ところどころ細くなったりして、まさに手作り感満載。
麺は鮮度が命だそうで、打ってから2時間で売れなければ破棄だそうです!
「日によっては、残念ながらあまり売れてないんですよ~」と店主さん。
また、こよりを作るように手で伸ばす製法ですが、添加物無しなので、この方法しか出来ないとか。例えば馬賊他で有名な、台に打ち付けて引っ張って伸ばすを繰り返すやり方は、生地に添加物が入っているから可能で、無添加の生地では途中で切れて無理と断言。
肝心の味ですが、ゆで上げた麺を水で洗っている冷盛りのため、麺がやや固めの食感。冷たい麺に油を使ったタレがあまり載ってこず、最初は正直微妙。後半麺とタレが馴染んできて、漢方的でエスニック超の味わいは、ちょっと珍しいですがなかなか美味しい!麺も、食べ慣れてくると、モチモチ感が素晴らしいじゃないですか!チャーシューも最初は冷たくて固いですが、味自体はかなりイイです!
ただ、熱々の麺にタレを絡める方が断然美味しいのにと思って聞いたら、やはり無添加で細く伸ばしただけの麺なので、熱盛りだとくっついて団子になって、洗わないと食べづらいし美味しくないそうです。難しいですね~!
完食!店主さんはすごく気さくな方で、聞くといろいろ話してくれます。頑張って下さい!ごちそうさま!
拌麺 Hand Pulled Noodles (193/’15)