2014年12月27日、高崎の新店「麺工 小烏丸(こからすまる)」へ。
2014年10月14日オープン。今年の群馬は新店に良店が目白押しで、何度も足を運ばないと気になって仕方がありませんw って事で、いち林@渋川の後に訪問w
店の場所は、東京農業大学 第二高等学校のすぐ近く。
南高崎駅から約2km、根小屋駅から約2.1km位。
住宅街の急な坂の途中にあって、何ともレアなロケーション。
辺境感バッチリで、なんとなく丹行味素@北新横浜が思い出されますw
店の前に3台駐車出来ますが、結構狭くて、車庫入れはちょっと大変^^;
入店すると、まず券売機で食券購入です。 主なメニューは、醤油らーめん750円、塩らーめん750円、油そば700円、他。
本日限定でカレー400円もあり。
聞いたところなんと10食程度の限定とか!
超気になりましたが、先客の注文品を見たところ、大きな皿にガッツリ1人前!
シェアしてもボリューミー過ぎな感じがしたので、泣く泣く断念。
って事で、醤油と塩をオーダ。 店内設置の立て看板、表は「当店の麺について」。
麺は自家製麺で、細麺に長野県産小麦、太麺に北海道産小麦を使用。
細麺は、石臼挽き小麦粉配合で、ちょっと変わった味が特徴。
BGMにもこだわりがあり、ゲームミュージックとアニソン(爆) 12月28日には、千茶屋X芝浜X小烏丸のコラボも予定。
行きたいけどちょっと無理^^; ちなみに年末年始は、12月30日~1月2日まで休業。
店内は、4人卓x1、壁に向かったカウンター7席。
手作り感満載のインテリア。
カウンターが高く、ちょっと座りづらいかな。
厨房は奥で、調理風景は見えないレイアウト。
奥に店主さんで、接客担当は年代的に店主さんのお母さんらしき方。
店主さんのお顔を拝見できないのは残念と思っていたら、帰り際に挨拶に出てこられました!
卓上クリアファイルには、おしながきと薀蓄。1ページ目は「おしながき」。 2ページ目「当店のこだわり」。
スープは、鶏に近江しゃもと丹波黒どり、煮干しは伊吹島産、他に天然羅臼昆布など。
お冷の水は、浄水器通し済。
スープの水は、浄水器の他に、電解水生成装置で水質を適正化。 3ページ目「こだわりの続き」。
かえしは、本醸造醤油3種のブレンド。
塩は沖縄海塩・岩塩など数種類をブレンド。
チャーシューは下仁田ポークを使用、メンマは塩漬け品を戻して調理。
自他共に認める、食材オタク&オタクというのも納得のこだわりっぷりw
これだけの食材を揃えながら、ラーメンは独学とか! 箸は洗い箸と割り箸のW装備。
卓上調味料は、GABANのブラックペッパー。
そして待つことしばし、「醤油らーめん」完成でーす♪ 一見小ぶりに見えながら深さと容量のある麺丼(麺鉢)型丼で登場。
具は、海苔2枚、きざみネギ、メンマ、チャーシュー、ゆず皮。チャーシューは、バラと赤身の部位の異なる2種類。 スープは、さらさらの清湯醤油味。
レンゲの形が特徴的で、小ぶりのお玉のようなありそうであまり無い形状。
結構使い易いかもw
ベースは鶏+煮干しですが、何とも独特な風味があり、ちょっと癖のある不思議な味わい。
タレ由来なのか、ちょっと変わった香辛料を使っているのか、あまり味わったことのない味わいです。
変わった風味ですが、すぐに慣れて、後は地鶏と魚介の旨味たっぷり。
奥深いコクがあり、とても美味しい! 醤油らーめんの方は、太麺を指定。
自家製麺で平打ちの強い縮れがあるタイプ。
モッチモチでシコシコで、この麺は凄く美味しい!
奥行きあのある醤油スープとも、良く合っています。
続いて「塩らーめん」。
丼は醤油と同じ。
具は、醤油の具に三つ葉がプラスされています。
スープはさらりとした清湯塩味。
鶏と煮干しのコンビネーションが、綺麗なハーモニーを奏でています。
塩味の方が出しの輪郭がはっきりと分かりますね。
店主さんのこだわりが見事に結晶した端麗かつ芳醇なスープで、とても美味しい! 塩味の方には、細麺を合せてみました。
石臼挽き小麦粉配合で変わった味とのことでしたが、確かにちょっと蕎麦っぽいところもあって、面白い風合い。
ただ、醤油ともちもち太麺の相性が素晴らしかったので、塩と細麺の組み合わせは、醤油と比べるとやや普通かな~っていう感じも^^;
美味しく完食!やはりカレーも行っとくべきだったかなとちょっと心残り^^; 次回機会があれば、そして限定カレーがあれば、油そばとのセットを組みたいと思いますw ごちそうさま!
麺工 小烏丸 (431/’14)