2015年2月14日、祝本日復活オープンの「創麺業 磯部水産」へ。
吉祥寺で人気を博した「音麺酒家 楽々」が、店主磯部さんの歩行も困難なほどの病気の悪化のため、大変惜しまれながらも閉店を余儀なくされたのが2013年9月末。その磯部さんが、ようやく帰って来ましたヽ(=´▽`=)ノ(祝)
磯部さんのらーめんは、楽々@吉祥寺と、渋谷のイベントと、すん@霞ヶ関とか、数えるほどしか食べてませんが、どれも記憶に残る素晴らしい一杯でした。って事で、早速お祝いに駆けつけました!
「創麺業 磯部水産」は、「音麺酒家 楽々」の定休日である月曜日限定のネクストブランドでした。
今回は、「磯部水産」の屋号での復活です。
店は、くじら食堂@東小金井の店舗を借りた間借り営業。
くじら食堂は、土曜日が昼の部のみ、日曜日は提供日ってことで、土曜の夜と、日曜を「磯部水産」が間借り営業。
開店時間に15分遅れで到着、店内満席中待ち3、外待ち3の行列に接続。
店頭には、特別間借り営業、鯨食堂のメニューはありませんのインフォメーション掲示。
「磯部水産」の営業時間は、土曜18:00~21:00頃、日曜11:30~14:00、18:00~売切まで。
2日間で100~120食程度、売切れ終了。
前にも後にも知り合いがいて、やっぱりみんな復活を待ち望んでいたんですね~!
順番が来て店内へ。入店すると、まず券売機で食券購入です。
この日のメニュー「本日のらーめん」は、「原点の中華そば」。
磯部さんが、「ラーメン屋になるきっかけのラーメンを再構築する感じで」作ったそうです。
後で画像見て気づいたのですが、何気にごはん100円、瓶ビール500円も「売切」の赤が点いてないかもw
厨房には磯部さん、Lカウンター12席という広い店内をなんとワンオペレーション!
もうすっかり元気そうですが、あまり無理しないで下さい!
BGMは、ラジオ(テレビの音声のみ流してるかも)。
箸は割り箸。
卓上調味料はノーチェックw
この日はラーメン以外に、奥のカウンターで、「本日のらーめん」のタレにも使った白醤油Cで作った「おでん」を提供。
セルフで3個200円。
用意されたおでん種は、大根、玉子、こんにゃく、ちくわ、メンマ、等。数に限りがあるので、早い者勝ち^^;
おでんをつまみながらラーメンの出来上がりを待てるなんて、最高!チョイスしたのは、大根、玉子とメンマ。メンマのおでんて珍しい!
食感はサクサクというかシャキシャキというか、おでんとしてはとても新鮮な感覚。「三河しろたまり」のあっさりとしたおつゆが沁みて美味しい!
そして待つことしばし、「原点の中華そば」完成でーす♪
丼は、鯨食堂のものを借用。
具は、メンマ、チャーシューx3枚、きざみネギ。チャーシューは、煮豚ではない正真正銘の「焼豚」。
スープは、さらさらの清湯醤油味。
鶏ベースに鯛煮干を合わせた動物魚介。
タレは、白醤油「三河しろたまり」。
「三河」は、三河の地(現在の碧南市)のことで、愛知県の伝統的な由緒ある醸造メーカの醤油。
とてもあっさりとした滋味溢れる優しい味わいで、磯部さんの想いが込められているかのよう。
舌と味蕾と胃と身体が喜んでるのが分かる、じんわり沁みる癒しの味で、とても美味しい!
麺は、三河屋製麺製の中太タイプ。
くじら食堂の自家製麺にもちょっと似た、手もみ風の縮れ麺。
コシがあって風味の良い麺ですが、あっさりとしたスープに対しても、麺が主張し過ぎない好バランス。
そう言えば、楽々の麺もこんか感じでしたっけ!?
一気に懐かしさが込み上げてきました!
そして、感慨とともに美味しさもひとしお。
美味しく完食!磯部さん、いつまでも健康でずっと続けて下さい!ごちそうさま!
創麺業 磯部水産 (52/’15)