2015年2月5日、赤坂見附の新店「AJIYOSHI 1954」へ。
2015年2月3日オープン。幸楽苑の新業態店。
幸楽苑と言えば、昨年11月末に税別290円ラーメン販売中止のニュースが流れて、吉野家、松屋など大手外食チェーンが相次いで値上げする中での発表に、一時話題となりました。実際は、290円ラーメンの中止は試験的に一部店舗のみというで、それが大きく報じられただけとか。
でで、まさにその高価格路線実験店舗が赤坂見附に出現。って事で、早速リサーチに訪問w
店の場所は、「幸楽苑 赤坂店」の跡地。
っていうか、「幸楽苑 赤坂店」からのリニューアル。
店名「AJIYOSHI 1954」の「AJIYOSHI」は、幸楽苑の前進「味よし食堂」から。
「1954」年は、「味よし食堂」が福島県会津若松市に創業した年(昭和29年)。
って事で、この屋号には、実に様々な想いが込められているようです。 この「AJIYOSHI 1954」は、なんと「300日だけのらーめん屋」。
オープン日は2月5日ですが、店頭懸垂幕には、「2015年11月30日 閉店」と書かれています。
こんなん初めて(^_^;) 店内は、席いっぱい^^;
19:10頃入店で、先客6、後客6くらい。
スタッフは3名位しか見えませんでした。
客席からはスタッフが極力見えない位置に居て、呼び鈴プッシュや来店・退店時にすっと現れるような、そんなスタイルのようです。
券売機は無くメニューを見て注文、伝票方式食後レジにて会計制。 主なメニューは、
醤油らーめん810円、
豚骨らーめん850円、
味噌野菜らーめん850円、
セット(石焼チャーシューご飯 Or 石焼豚キムチご飯)+140円、
他。 醤油らーめんがなんと810円!
幸楽苑だと税込み313円なので、倍以上!
赤坂見附とは言え、近隣のラーメン点と比べても高めの価格設定。 オーダーは、FBで「寒い季節にピッタリ」、「AJIYOSHI1954の一押しメニュー」と紹介されていた「味噌野菜らーめん」にしました。
BGMはJAZZ。
箸は割り箸。
卓上調味料は一味唐辛子。
そして待つことしばし、「味噌野菜らーめん」完成でーす♪ 半円形のトレーに載って登場。
小皿に「辛味噌」付いてきます。
自分の好きなタイミングで投入できるので、別皿提供は嬉しいかも。
具は、炒め野菜(モヤシ、ニンジン、ニラ、きくらげ、キャベツ、豚肉、ネギ、他)。
メニュー説明によると、「野菜ペーストを練り込んだ特製味噌ダレを使用。香ばしく炒めた野菜と旨みたっぷりのスープ、コシの強い太麺との相性は抜群」とか。 スープは、さらさらの動物性ベースの味噌味。
まろやかな味噌スープで、ほっとする優しい味わい。
ただ、味噌ダレかスープか、かなり旨味が強め。
野菜炒めがシャキシャキで、これは美味しい!
炒めた野菜から出る甘味とエキスとが、スープにコクと深みをプラス。
炒め野菜との合わせ技で、美味しくいただけます。 麺は、ほぼストレート中太タイプ。
デフォでやや柔めのゆで加減で、もう少し固めでもいいかも。
個人的には、たっぷり野菜と味噌スープに対してはやや麺が弱いような気がします。
まあ、これくらいの方が年令を問わず食べ易いとは思います。 途中で小皿の「辛味噌」を投入。
全然辛く無いっす(^^ゞ
なので、卓上の一味唐辛子をふりふりフリフリして辛味補強w
別注だと410円となる「石焼XXご飯」が、セットだと140円って事で、思わず「石焼豚キムチご飯」を追加オーダーw チンチンに熱せられた石鍋にご飯と具が入って、石焼きビビンバ状態で登場。
そのままでジュージュー焼ける音がして、食欲をソソります。
テーブルに置いて、目の前でタレをかけて、さらにジュワッと言わせて、湯気を立ち上らせて完成。
卓上パフォーマンスの演出もバッチリw
具は、キムチ、豚肉、ごぼう、ネギ。
頑張って混ぜますが、チンチンの鍋にご飯が張り付いてなかなか剥がれず、石鍋が小さくて軽くて、混ぜようとすると台の上でクルクル回るのが難。
うっかり石鍋を手でさわろうものなら、アッチチと火傷必至^^;
なんとか混ぜると、おこげが美味しい!ただ、ご飯に対してタレとキムチが少ないため、味があまりしません。キムチも甘すぎて、ちょっと残念。

これはヒットな旨さ!
かなり時間が経つのに石鍋は熱々で、底の方は再沸騰したスープと超アツアツのご飯が楽しめます!
雑炊にして結局完食汁完!単品のらーめんだと割高感が目立ちますが、石焼ご飯セットだとそれなりに満足出来ます。次回は、清湯トリプルスープという「醤油らーめん」狙いで。ごちそうさま!
AJIYOSHI 1954 (39/’15)